久し振りの投稿になります。

最近、新聞の折り込みに、
『股関節セミナー開催、○○病院主催』というチラシを
目にすることが多くなっています。

私が変形性股関節症と診断された2007年頃は、
人工関節センターという言葉さえ珍しかったのですが、
この状況に疑問を感じる今日この頃です。

変形性股関節症の患者数は、
120万人~510万人と言われていて、
男性より女性の患者数が圧倒的に多いのです。

日本の場合は、
先天性股関節脱臼(せんていせいこかんせつだっきゅう)や
先天性臼蓋性形成不全(せんていせいきゅうがいけいせいふぜん)が
ほとんどです。

長い年月かけて変形性股関節症になるケースが90%を示しています。

私の場合も先天性臼蓋性形成不全と診断されました。

人工股関節の手術件数は、2004年には28,700件でしたが、
2014年には55,800件となり、
10年間で1.8倍に増えています。

今後も増加することが予測されます。

ということは、ビジネスにおいても
今後ますます病院内に
人工関節センターが増えていくことになるでしょう。

人工股関節の手術は、高度な医療技術が必要で、
熟練した職人のような技術を持つ医者がおこなわなければならないのに
経験の浅い医者が担当する可能性もあるかもしれません。

患者である私達には、医者を選ぶ目が必要です。
病院を選ぶのではなく、慎重に医者を選ぶことが重要ですね。