久し振りの投稿になります。

今回は、柳川リハビリテーション病院名誉院長の
井上先生による記事をご紹介します。

井上先生が提唱する保存療法とは、
貧乏ゆすりを6ヶ月~数年の継続で効果が表れるそうです。

自分で継続的におこなうのは難しいので
自動貧乏ゆすり器=足ゆらマシンを利用するのです。

足を乗せるだけで自動的に貧乏ゆすりをしてくれます。

この記事では、実際の症例をいくつか紹介しているのですが、
変形性股関節症の末期状態である49歳女性で
ほとんど軟骨がすり減った状態だったそうですが、
このマシンを使って3年後には、
レントゲン写真で軟骨再生が確認されたことが分かったのです。

井上先生によれば、股関節周辺の筋力トレーニングは、
股関節にかなりの負荷がかかるので、
股関節の痛みが取れてから歩行障害の改善のために
おこなうのが良いとのことです。

この足ゆらマシンには、ふくらはぎの筋肉を伸縮させ、
下半身に滞りやすい血液をポンプのように
心臓に送り返す働きがあります。

さらに、皮膚の下に溜まった余分な水分を
排出を促す働きもあります。

女性特有の冷え性やむくみの改善が期待できるのです。

この記事を読んでいて、変形性股関節症に悩む人だけではなく
運動嫌いな高齢者にとっても、最適なマシンだと思いました。