最近、サルコペニア、ロコモティブシンドローム(ロコモ)
という言葉をテレビや新聞などで見かけませんか?

気になったので少し調べてみたら、
サルコペニアは、ギリシャ語で「サルコ」は、筋肉、
「ペニア」は、減少の意味だそうです。

サルコペニアは、
加齢によって筋肉量が著しく減少することで、
私たちの筋肉は、40歳代から徐々に減少し、
その速度は、加齢に伴い急速に加速していきます。

ロコモティブシンドローム(ロコモ)は、
加齢によって筋肉、骨、関節等の運動器の部位に支障が出て、
日常生活が困難になり、
介護状態になって寝たきりになることを意味します。

サルコペニアが起きているということは、
同時にロコモも始まっていると考えられるのです。

変形性股関節症は、ロコモの原因の1つであり、
筋力低下、脚長差、股関節の可動域制限から
体を揺らしながら歩くようになります。

進行すると靴下の着脱、足の爪切りが困難となり、
睡眠もできない夜間痛を伴う疾患で、
著しい日常生活動作の低下をもたらします。

サルコペニアやロコモという言葉を見かけたら
他人事とは思わずに、
自分の健康について見つめなおす時間を
作っていただければと思います。