「靱帯ゆるほぐし」は、
ひざの頭を8の字にゆらすというものです。

これは、ゆうき指圧整体院(大阪市住吉区)院長の
大谷内(おおやち)輝夫さんが考案した方法であり、
ひざ痛と股関節痛に効果があります。

この方法を実践した
変形性股関節症患者の股関節の動きが良くなり、
股関節の痛みが軽減した研究成果を
2015年5月の「世界変形性関節症会議」(米国)で
発表されたそうです。

その方法は、以下の通りです。

1.床に座って上半身を起こして、
  両足は、腰幅に広げて伸ばし、
  かかとを床につけた状態で
片側のひざ裏をこぶし1つ分、
10センチほど浮かします。

2.浮かせたひざの頭で「横8の字」を描きます。
  なるべく小さく、弱い力でおこないます。
  次に逆方向に「横8の字」を描きます。
  あまり大きな動きは、しないようにして下さい。

3.「縦8の字」を描きます。
次に「逆の縦8の字」を描きます。
  脚を持ち替えて、反対側のひざも行います。

試される方は、必ず医師に相談してからおこなって下さい。
また、ひざや股関節に炎症がある場合は、中止してください。