前回のブログで、
人工股関節の術前に足の長さが違うために
歩行時の体の傾きが気になっていたという
お話をしました。

私の場合、人工股関節の術後は、
股関節痛からは解放されましたが、
歩行時の体の傾きが、なかなか元に戻りませんでした。

それは、長年傾いて歩いていた癖を
体が覚えているからなのです。

入院中に理学療法士の先生に言われたのは、
その癖をなおすのが一番難しいと言われました。

そのためには、体のゆがみをなくし、
下肢の筋力をつけるしかないのです。

毎日の自宅でのリハビリが
とても重要になってきます。

ですから、両足の長さが極端に違わない時期に
変形性股関節症の症状が進まないうちに
先々のことを考えておく必要があります。

私の主治医がよく言っていた
手術の時期がとても重要だということを
今頃になってようやく理解できるようになりました。

皆さんも今の病状だけに注視するのではなく、
少し先のことも考慮に入れながら
手術をするかしないかについて
考えていただければと思います。