数日前の新聞を読んでいたら、
東海大学で変形性膝関節症の患者8人に
軟骨細胞をシート状に培養して移植したところ、
軟骨が再生して症状が改善したという記事だった。

2年後をメドに入院費など一部保険がきく
先端医療の認定を国に申請すると書かれていました。

これは、自己細胞を使うので、
細胞の摘出手術が必要で身体に負担がかかるうえ、
培養にも時間がかかるとのこと、
その上、症状が出やすい高齢者には、
再生を促す成分が少ないなど難しい課題もあるとのことでした。

手術もオーダーメイド医療なので、
シートを作るだけで約350万円と
患者にとって資金的にもかなりの負担になるとのことでした。

いずれにしても現在の人工関節手術では、
人工関節の寿命があるため
数十年後には再置換をしなければならないので、
この細胞シートが実現すれば、
患者の心の負担がかなり減るのではないかと思いました。