先日、息子の卒業式に行ってきました。

自宅から大学のある最寄り駅までは、
特急電車に乗って1時間余り
久しぶりに旅行気分を味わいました。

駅に到着すると大学への直通バスがあるというので
バス停まで行ってみると何と長蛇の列でした。

それでも直通バスだから早く行けると思い、
少しぐらいの時間立っても大丈夫だと考え、
乗ることにしました。

ところが、この日は連休で幹線道路はかなりの渋滞でして
結局、通常の所要時間20分ぐらいのところ
大幅に超過して50分以上もかかってしまいました。

バス乗車は、電車よりも下肢に負担がかかりますね。

道路が渋滞しているとブレーキを踏む回数も多く
その度ごとに下肢に力を入れるのでかなり疲れました。

片道だけならよかったのですが、
帰る時もバス停で15分も待たされ
さらに座ることができず、
最寄り駅まで40分程かかってしまいました。

何と往復で1時間半以上立っていたことになります。

これは、両股関節を人工股関節にしてから
初めての経験でした。

よく考えてみると、変形性股関節症が発症する前よりも
下肢に筋力がついたことを実感しました。

翌日も筋肉痛を全く感じませんでしたし、
改めて人工股関節にしてよかったと思いました。

皆さんの中には、人工股関節の手術をすることに
迷われている方も多いと思いますが、
手術そのものよりもその後のリハビリ運動が
非常に重要であるということを皆さんに
お伝えしたいと思います。

人工股関節にしてしまえば、
それで治ったと考える方もいるかもしれませんが、
人工関節をなるべく長く使用するためには
毎日の筋力トレーニングが欠かせません。

私の今後の課題は、体幹を鍛えることです。

やはり股関節が元気になっても
それに耐えられる体作りをしていかないと
結局、体の他の部分にしわ寄せがいってしまうからです。

人間の体って本当に難しいですね。

それでは、また。