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━━ 転載 開始 ━━
「抗ガン剤で殺される」 船瀬俊介氏著 より
医薬利権と石油化学利権の
闇を明るみに出したノンフィクション
ガンにかかった患者を治療の名のもと
抗ガン剤と、放射線治療で毎年何十万人という
人間が殺害されてきたかということが
よくわかる内容であります。
チェルノブイリの子供たちももしかすると、
抗ガン剤の犠牲者でもあったのでは?と
考えさせられる内容であります。
家族、親せき、友人たちが
ガン治療を受ける前に読んでいて良かったと
心底思える本でした。
―――転載開始―――
製薬利権の弾圧からよみがえる
私はこれまでに西洋に伝わる医学五流派
①ナチュロオパシー(自然療法)
②サイコセラピー(心理療法)
③オステオパシー(整体療法)
④ホメオパシー(同種療法)
⑤アロパシー(薬物療法)
・・・・のうち⑤アロパシー(薬物療法)が、
石油化学利権と癒着し、他四流派を追放した・・・
と述べた。
これだけでも近代医学とは”近代”とは名ばかりで
中世的な暗鬱な弾圧陰謀の闇と嘘にまみれた
おぞましい存在であることがわかる。
自然な食事や、心や、体の歪みや
自然治癒力を無視して、”薬”だけで
人間の病など治せるわけがないではないか。
ここで④ホメオパシー(同種療法)だけは
わかりづらい。
ところが日本での代替療法のシンボル的存在の
帯津良一医師は「二十一世紀の医療の
主役はまちがいなく場の医学である。
なかでも特筆すべきはホメオパシーである」と
第十回・代替・統合医療コンベンションの
基調講演で主張されておられるのだ。
※
生体システムに逆行する最悪療法
「⑤薬物療法は、薬物で症状を押さえこむという
発想なので、『対症療法』とも呼ばれる。
人間が発熱する下痢をする・・・などは
一見病気に見えるが、それは生体が正常な
状態に戻ろうとする過程の現れである。
人間の健康、すなわち恒常性(ホメオスタシス)を
保とうとする現象が、さまざまな症状(病気)と
呼ばれるのである。
なら、薬物の力で押さえこむという現代の
⑤薬物療法は、ほんらいの生体システムに
逆行するものである。」
この、わたしの考えに、反論がある医者は
手を挙げてみよ。
・・・医聖ヒポクラテスは
『食で治せない病気は、医もこれを治せない』と
①ナチュロオパシーの重要性を説いている。
しかし、この当然ともいえる『食事療法』は、
現代医療の利権構造から完全に
排除、弾圧されている。
その他も同様。
五流派のうち”毒”をつかう
最悪の⑤薬物療法だけが、
巨大化学利権の下に生き残った」
ここに、二十世紀の現代医療、
最大の不幸と地獄がある。
※
抗ガン剤は無視の”薬害救済”制度
これまで日本の厚生行政は、
つねに大資本、大企業の利権に配慮した
歪みきったものであった。
それは、いまさら驚くに値しない。
背後の政・官・業・・・・
さらにマスコミ、学会などのドス黒い癒着を
知れば患者、国民不在なのも当然なのだ。
医療現場でも「知らぬは患者ばかりなり」は
抗ガン剤のペテン一つとってみても歴然だ。
さて、その奇妙な厚生行政の一つに
「医薬品副作用の救済制度」がある。
これは、かつての悲劇、薬害スモンを
教訓として1980年にスタートした。
「裁判より早く薬害被害者を救済する」が
モットーだ。製薬会社からの拠出金をもとに
クスリの副作用被害者に、
その治療のための入院費や障害年金、
遺族年金などを支給する。
被害者の症状が「副作用かどうか?」は
厚労省の審議会が判定する。
対象は①死亡者
②入院が必要な薬害被害者
③日常生活に支障のある障害者・・・
などを対象としている。
二〇〇三年度の請求件数793件に対して
支給件数465件。支給総額は12億円。
二〇〇四年九月、政府は”救済”対象者を、
この制度発足以前の被害者にまで拡大する
方針を打ち出した。
「厚労省は制度から漏れている患者に
対する救済を実現するために、
保健福祉事業として位置付ける・・・」という。
●『抗ガン剤は高率で副作用が出るため』
いかに善意に溢れたヒューマンな政策かと、
いささか感動する。ところが、この
”薬害救済”制度の「解説」に次の一文を発見し、
愕然とする。
「(救済対象から)抗ガン剤は除かれる」。
なぜだ!
と理由を見れば・・・
「高率で副作用が出るため」。
これには驚きいった。
つまり、厚労省は「抗ガン剤を投与した患者たちに
もの凄い数の副作用が続出していることを
とっくの昔に知っている。
つまり強烈な”毒物”である抗ガン剤投与は、
患者に激越副作用(薬害被害)が出て当然。
それをいちいち”薬害救済”していられない。
・・・というホンネがあまりに露骨だ。
かくして、この”救済”制度の正体も露見した。
つまり、一見、患者・・・すなわち弱者のためを
装いながら、うがった見方をすれば、
実は薬害被害者に、”裁判を起こさせない”
製薬会社の防御システムなのだ。
別の言い方をすれば薬害被害者たちの不満、
怒りの”ガス抜き”装置。風呂敷を
抗ガン剤による薬害にまで広げたら、
驚倒するほどの被害者が殺到することは
見え見え・・・・。
そこで残酷な門前払い宣告をしているのだ。
ここでも抗ガン剤”治療”が、通常医療とは
いかにかけ離れた悲惨なものであるかが、
よくわかる。
―― 転載 終了 ――
以上であります。ありがとうございました。