ファシリテーション大学での聴くワークショップより | 続・教育のとびら

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主宰 福島 毅(どんぐり)

GW中の4/29、ファシリテーション大学に講師として参加してきました。
このワークの中で、講師の栗林さんが行った聴くトレーニングは、興味深かったです。

2人のペアを組み、それぞれが持参した録音機器(ICレコーダーや携帯)をONにして、互いにインタビューを試みます。

ポイントとしては、インタビュー前に「自分はこのような聴き方をしたい」と宣言することです。時間は15分間ずつ。 どんな話題にするかも自由。 ただ、インタビュー後にどこかのペアについて、ICレコーダーを再生し、講師から、どんな点に注目するか、インタビューした側、された側の反応、繰り返されることばなどが細かくコメントされます。このフィードバックに結構時間を使います。

すると、何気なく進行していたインタビューの中に、相手のニーズを拾えているところ、拾えていないところなどが浮き彫りになっていきます。

こうした音声や映像などの振り返りを細かく分析することで結構、自分の癖などが見えるものなんですね。思い込みで振り返るやり方とはまた次元が違うなぁと実感した次第です。