ひさびさの書き込みです。ネタもまたできてきましたので、しばらく更新していこうと思っています。よろしくお付き合いください。
12月1日付けのニュースにて、小中高の暴力事件の増加についての記事がありました。
また、ごく普通の子が爆発し、我を忘れて暴力を振るったり怒りを抑えきれないという記事もあわせて多くみられました。 参照 asahi.com千葉版
これに対して文部科学省や教育関係者から、「コミュニケーション能力の不足」「感情がうまく制御できなくなっている」といった子供の気質の背景にある。」としています。
この、コミュニケーション不足や他人からの注意や自分にとっての不快な要因に対しての耐性がないという遠因として、自分としては、どうしても幼少期の「遊び不足」が気にかかるのです。
というのも、子供のうちに、異年齢集団の中で遊び、年少者を気遣って自分は我慢したり、友人を思いやったり、時には苦かったりつらい思いをしながらも我慢して耐えるなどという経験は、遊びを通してでないとできにくいと考えるからです。
私が個人的に気になっているのは、塾や習い事、大人が管理する遊びやスポーツです。こうした場では子供同士の創造性発揮などがおきにくいです。まして個人がゲーム機を持ってどこでもいつでもゲームができたりする環境は、ますます他人と触れ合う機会を減少させています。
このブログでも再三指摘したところではありますが、結局、遊び体験で他人とのコミュニケーションを肌で学んだり、葛藤を乗り越えて行くということが、将来にとっては大きなプラス材料になっていくのではないかと考えるわけです。