学びプロジェクト －振り返り－
学んで知ったことをまとめ、発表（公表）したら、最後に振り返りのステージになります。
これは、経験を振り返ることが、次回の経験に活きるからです。
ここでは、1人の作業としての振り返りを想定しています。
（１）評価項目の策定・振り返りシートの作成
評価するのには、どういった観点で評価するのか項目立てする必要があります。これは、プロジェクトが終わってからというよりも、プロジェクトが始まる時に設定することが効果的かもしれません。
そして、振り返り項目ができたら、振り返りのワークシートを作成します。
（２）ポートフォリオ・自己評価・相互評価
ここでのポートフォリオは、プロジェクトで使った素材や成果物をファイリングしたものをさします。
ポートフォリオの概念、使い方などを学びます。また、自己評価や相互評価をどのようにつけていったらよいのかという問題を扱います。
（３）フィードバック・フィードフォワード・改善点の組み込みと反映
改善点が浮き上がってきたら、それを次回の体験にどう活かしていくか。こうした改善点をうまく組み込んでいく方法論について考えます。
（４）メタ認知・セルフコーチング
自分をみつめるもうひとりの自分。 簡単にいうと、これがメタ認知の考え方です。 このことにより物事を客観的に、自分主体の観点とは違った視点で自分自身を評価できます。
自分のメタ認知ができるようになれば、自分自身を自分のコーチとして迎え入れてみる方法を試すことができます。自分にとっての良きコーチが常に存在するならばよいですが、そうでない場合も自分をうまくコーチにつけることで、自分を進化させることも不可能ではありません。こうした方法についてみていきます。