
現地 2007年1月3日(水)
この日は午前にヘルシンキ郊外のフクマヌンミ小学校訪問、昼食、午後にビヒティ市総合学校・高校訪問という日程でした。
行きのバスの中では日本語通訳のガイドさんにより、フィンランドの教育について全般的なお話がありました。就学する学校の種類や就業学年の資料をいただき、説明を受けました。
1時間弱でフクマ・ヌンミ小学校に到着。昨年の3月にオープンしたばかりの新しい学校で、小学校と小学校就学前の託児所が併設されていました。学校外観の写真を撮影した後、校長先生に案内され、託児所の見学、1年生~6年生の授業見学、給食試食および懇談を行いました。
施設のそれぞれが合理的な教育を目的に考え抜かれて設計されており、生徒がとてもおとなしく、勉強熱心な姿が印象的でした。
懇談が終わって15分ほどで次のビヒティ市総合学校・高校に到着。校長先生は不在ということで副校長先生が案内してくださいました。ここでは職員室で職員の紹介があり、高校生の生物・英語・数学の授業をそれぞれ15分ずつ見学しました。その後ティータイムとなり、くつろぎながら質疑応答を1時間程度行いました。
高校の授業は日本と大差はなかったのですが、単位履修習得の工夫なされており、生徒各自にとって柔軟性のある教育システムになっていたのが印象的でした。
見学が終了してから、市内のヘルシンキ大聖堂・元老院広場などを見学。現地解散となりました。私は一端ホテルに帰り、数名の先生とアカデミア書店に寄り、フィンランド家庭料理のお店にて夕食を取りました。
<写真はフクマ・ヌンミ小学校(託児所)の子供たち 歌の披露(掲載許可済)>