量子的意識について(リサ・ロイヤル コンタクトリトリートにて) | 続・教育のとびら

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主宰 福島 毅(どんぐり)

リサ・ロイヤル氏のコンタクトリトリートの講義で出てきた「量子的意識」について。

地球人の意識は、過去‐現在‐未来といった直線的な時間の矢の上にのっているという概念に縛られているのが現在の状態。

しかし、多次元宇宙、平行宇宙的な考え方では、枝分かれして存在する無限の宇宙があるという考え方を使います。

量子のふるまいは、まさに平行宇宙的な挙動を示します。これは不確定性原理からもいわれているところですが、ある時間における正確な位置が特定できない。この発想で、わたしたちの現在の立ち位置を、量子的意識状態から眺めることができます。すると、全体性(ワンネス)から観た立ち位置を知ることができると・・・ そうすると、一直線で決定的な時間の矢、絶対的に決まっているという運命論から動きが縛られるということがありません。

しかし、この量子的意識にどう自分を持っていくかということ・・・

今回、夜のコンタクトワークでは、野外会場が濃い霧に包まれ、その中で孤立して歩くというワークがありました。ここで動く自分は、まさに前後左右上下のバランス感覚がなくなり、空間や時間次元に制限されない景色を個々が体験していたのだと思います。

量子的意識状態というのは、何か特別な場所に行かなくても、トレーニングにより出現させることが可能になってくることでしょう。そこで、決定的な時間の矢にのった自分からは解放が起こります。

言葉でうまく説明するには限界がありますが、理論と体験により、量子的意識状態を少し垣間見たような気がしました。