知人からの紹介で、
『マトリックス・エナジェティクス 量子論的手法による変容のテクニック』
リチャード・バートレット著
を読みました。
この本は、一見、いわゆる”神がかったヒーリング本”のような印象を受けますが、彼の立ち位置は一般的なヒーラーなどとは一線を画しているようです。
自身の行う行為は、量子場を変容させているという理論に立脚した活動として、その理論や実践を紹介した本です。
量子力学をちょっとかじったことがある方なら、この本に登場する不確定性原理やパラレルワールド、観察者が何をフォーカスして観察するかによって現実をつくるということと、「場の変容」という関連について想像するのがかたくないと思います。
われわれの現実は平行するいくつもの宇宙の一つを観察によって選択している。また、一直線上に流れている時間というのも幻想である。とすると、「それを選択しない」という選択を意識の力やテクニックで場に相互作用をおこさせて、選択しない状況を出現させることも可能ではないかという仮説です。
このことにより、意識の集中のさせ方で、自分や他人(クライアント)に劇的な変容を瞬時に起こすことが可能であり、それは誰もができることだと著者は主張しています。
実際にwebサイトでワークショップの様子をみることができます。
http://www.matrixenergetics.com/