楽天は19日、Baidu, Inc.(以下 百度)との合弁会社による中国のインターネット・ショッピングモール「楽酷天 (らくてん)」を開業しましたね、この日中緊張の高まる中の開業ですが、勝算ありということでしょうね。


それで、この社名が気になるところです。酷という文字は酷い、つまりヒドイということで、ネガティブな意味内容をはらんでいます。それを社名につけるというのは、どういうことなのか、という問題です。


これは、解説 によると、「酷」の字には、中国で「Cool」という意味があるという。クーと発音するらしいので、らークーてん、って読める、呼べる、ということなんでしょうね。


でも、本当なんでしょうか?coolが好い意味を持っているとしても、イケてるとか、カッコいいという意味ですよね。He is so cool! それはいいけど、発音的には、「くー」と「クール」とは違うと思えます。確かに、日本語のクールとルを発音はしませんけどね。しかし、「くー」と「cool」の発音は同じでしょうか。舌の位置や口腔の緊張のさせ方が違うけど。


でも、しかし、やはり引っかかります。


もともと漢語は表音文字ではなく、表意文字でしたよね。それなのに、表音文字として発音が似ているからといってそれを使ってしまうというのは、根本的な間違いなのではないでしょうか。メラメラ


だれもいいませんが、これは将来禍根を残さないといいと祈ります。