ちょっと言い方をまちがえました、すみません、というとき、日本語ではどういうでしょうか。
「言葉のアヤです。」
「ちょっと言い過ぎました。」
言い過ぎた時には日本では「撤回します」ということがあり、それで言わなかったことになる、ようですが、そういうんでいいんでしょうかね。撤回しても言ったという事実は消えないんだから、素直に誤りをみとめて謝るという態度が政治的にもわかりやすいのではないでしょうか。撤回してしまうと消えてなくなる・・・という発想自体日本文化の典型ですね。水に流す、という。
撤回して何もなくなるとすると、それが正しくなかったかどうかさえ誰も検証できなくなってしまう。日本の政治慣行の悪しき文化だと思います。
“I deeply regret using such a poor choice of words," Reid said in a written statement. "I sincerely apologize for offending any and all Americans, especially African Americans for my improper comments. ...これって、彼がNEGROという言葉をつかったときでした。![]()
これって、撤回してしまったら、何の意味もなくなってしまう。謝るからこそ意味がある。その前提として、poor choice of wordsという枕詞がある。間違ったら撤回するのではなく、謝るという政治文化が日本にはないんですね。