タイムマネジメントは面白いテーマで、日本人はどうしても1分単位でモノを考える傾向があるようです。山手線の車掌アナウンス
で、「当車両は1分の遅れをもって○○駅に到着しました。深くお詫び申し上げます。」と言ったので、深く印象付けられたものです。![]()
しかし山手線の駅間距離を考えると次の駅に到着するまでに2分か3分なので、1分遅れは意外と重大なことなんだと思います。一日数本の列車であれば、1分の遅れは意味を持たないでしょう。
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アメリカ人
やヨーロッパの一部では、時は金なり、で、リニアにとらえ、一本の道を分割するように正確に時間を分けて配分しスケジュールを作ります。下手にアポイントを外すと時間泥棒などといわれてしまいます。時間は持ちモノです。
が、インドではそうではない。それはたゆとうインダスの流れのように(インド人は川が大好き)川の流れをせき止めてここからここが『今』で、あそこが『将来』などと分けるという感覚がないので、時間にルーズでアポイントを守らない、なんて言われます。
でも、ヨーロッパでもイタリア人はどうでしょうか
。イタリア人はなぜ遅刻するのでしょうか。イタリアにはインダス川はない。
「もうちょっとしてからにしましょう。」と言った時の、『もうちょっと』っていうのは5分でしょうか?15分でしょうか?30分でしょうか?
おそらく人間固有の時間感覚があるのだろうと思います。そうすると、同じアポイントに合わせて時間管理して目的地に近付くときに、『もうちょっと』で到着する、というときに常識として想定される時間はどのくらいなのでしょうか。
イタリア人の場合、「時刻」という概念をピンポイントでつまり点ではとらえていないみたいです。午後2時集合という場合、時計の針が2時ちょうどにぴったり重なる時というイメージではない、時計文字盤と時計針が2時を指しているとき、少し斜めから見ると、ずれます。その2時周辺を平面的にとらえず空間的にとらえると、少しずれます。それが許容範囲、というわけです。そうなると、たぶん5分くらいはOKなんでしょう。
それに加えて、アポイントの時間2時に近くなって歩いていても、ウェインどうに面白い商品が見えれば吸い寄せられるように歩行がシラッとずれていきしばらくみつめてしまう・・・時間がないのに。日本人は目的まっしぐらですが、イタリア人の場合はその目的の中に相手に会うということのほかに、自分が興味をみつけたものにも時間を割くというインナーレフェレンスが深いんですね。
だからイタリア人はアポイントの時間を守らない、というより、守っている(自分の興味を満たす時間)のですが、結果的に間に合わない・・・ということになる。
JII Conference 2010
Intercultural Learning for a Global World: From the Classroom to the Boardroom
Date: Sunday, October 17th, 2010
Location: Shirayuri College
, Tokyo (Keio line - Senkawa station)
Join us as educators, trainers and internationalists gather to discuss how to develop the skills and attitudes that encourage internationalism. We are honored to have a special keynote by Glen S. Fukushima, as well as a wide range of other presenters

Keynote: Glen S. Fukushima
Intercultural Skills in a Globalizing Word: Lessons from Experience
Glen S. Fukushima is the Chairman of Airbus Japan. As a senior USTR official, Glen S. Fukushima was instrumental in negotiations that opened Japanese markets to US products in the 1980s.
Special Presentation: Joseph Shaules
The Hidden Self: Discovering Your Hidden Cultural Programming
Other presentations include . . .
Yoshimoto Oikawa: Japanese companies going global with English
Alexandra Shaitan: Effective Intercultural Communication Strategies
Olson Philip: Culture in Language Education
Annette Karseras: Corporate Coaching: Cultures of Perception
Valerie Hansford: Beyond 'culture points': incorporating culture into the language classroom
Stephen Shrader: Assumptions about classroom culture: Helping students from Japan prepare for study abroad
This is our big event of the year! We look forward to seeing you there! Don't forget to register early !
Joseph
Joseph Shaules - Director, Japan Intercultural Institute