私は、今日は昼に『輝水工業』さんという中堅の水処理メーカーさんの新社長就任祝いの席に招待されまして渋谷セルリアンタワーに行ってきました。


盛大でしたね。
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新社長の森さんとは昨年知り合いになりました。勢いのあるガッツをお持ちで、しかも伊藤忠出身で外資経験豊富ということで、いろいろ意見交換などさせていただいておりました。


なので、転身先も外資かと思いきや、正反対のバリバリのドメスティックの会社。先代の操業社長が亡くなってその後のバトンタッチを娘さんから受けたようです。公募だとか・・・こういう世襲のファミリー企業の今後は、日本では一般的に『後継者問題』として認識されていますが、むしろ、そのようなとらえ方でなく、こういう優秀だけどドメスティックな企業をいかにグローバル化成長路線に載せられるか、その戦略が問われていると思います。M&Aでなく後任社長に外部の値(血、知)を入れる、という方策をとられたんですね。なるほど、そういう道もあるな、と深く思いました。going concernであることを大株主の方々もよくご存じのようです。結局それが繁栄の道ですから。


その戦略というのは、「ロウテク、ロングターム、ロウリターン」の息長い成長を東アジアで図るというもの。


いいですね。あまり技術至上主義でないところがいいです。ニーズ中心ですから。しかもこれだとあまり敷居が高くなく、資金需要も少なくて済みます。お互いwin-winを生みやすい。


他企業との連携を図ってコンソーシアムを作って対応する・・・まさに時宜を得た成長路線だと思います。これは森さんにとってうってつけの舞台です。


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心から声援を送ります。同じ水ビジネスのフィールドを守りながら、さらにご自身の新天地を求められた森さんに拍手。


森社長、頑張ってください。ご成功を祈っております。
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