報道によると、日本代表サッカーチームの正キーパーの川島選手の移籍先はベルギーでしたね。
『リエーセの正守護神となる川島の第一声は、ベルギーで話されるフラマン語だった。「日本からリエーセの街にやってきました。この街が気に入りました」。本拠地、ヘルマン・ヴァンベルポールテン・スタジアム内の会見場に集まった地元記者は「(川島)エイジは言葉が上手」と大絶賛。「日本人のGKが欧州でやれるということを証明したい。期待以上のことをしたい」と誓った日本人GKは、早くも人気者になった。
英語のほか、イタリア語も操る川島は記者会見も英語で応対。今後も専属通訳はつけず、必要に応じて対応する。フラマン語も「地元の人とコミュニケーションがとりたい」と学習していくつもりだ。』
それでフラマン語というのが、
◆フラマン語 アントワープなどベルギー北部のフランデレン地域を中心に話されている言語で、ベルギーの公用語のひとつ。インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属する。隣国のオランダ語と文法、書き言葉はほぼ同じで、発音や語彙(ごい)がやや異なる。
ということですが、ベルギーリーグというのはあまり知られていませんね。でもフランス、ドイツなど強国に囲まれているので、ローカルの国内リーグであっても、結構面白いのではないかな、と思いました。南米のパラグアイやウルグアイがブラジルとアルゼンチンといく強国に囲まれて強いのと同じです。
しかも、地政学的に見ても、国際機関の「本店」所在地も数多くベルギーが「グローバル化」のもっともすすんだ 国という評価もわかります。そこに身を置くのですから、川島選手も目の付けどころがいいな、と思いました。
というのはサッカー選手のキャリアを終えた後のことを考えると、ビジネス上もベルギーは非常にいい場所だからです。