英語の上達の秘訣は?とよく聞かれます。


私の答えは、それは必要性です、と答えています。才能とか時間とか教材とか意欲、ではない、と思っています。


私の経験上、そうです。


それに「スミダ」という会社 がありまして、この会社(コイル製造)も英語公用語化をしていますが、同じように、必要だからそうした、というわけです。


スミダでは、営業総責任者は香港人で、彼は日本語ができません。そして東京と香港の2本社体制をとっています。だから営業方針を決めたり、計画を修正したり、相談したり、もう日常業務が香港人と英語でやらないと、終わらないのです。そのために英語が必要なのです。


この点、楽天はどうでしょうかあせる!?日産やソニーはわかりますが。楽天の営業責任者だとか、役員が外国人だという話はありません。買収先企業がアメリカにあるといっても、それをもうひとつの本社にするのなら、話は別ですが。


そうだとすると、これはペケの話ですね。必要性がまだ、ないですもんね。必要性がないのに、実行すると無理と無駄が生じます。ひらめき電球全社員に全分野で英語にする必要性つまり『やむを得ず』『やむにやまれず』『どうしようもなく』英語を使わざるを得ないというぎりぎり状態があるかどうかですが。まだそれはないんじゃないでしょうかね。


それに、三木谷社長がMBAホルダーなら、SMARTを知らないはずはないけれど、とてもその目標はrealisticとは思えないですね。achieavleでしょうか?それを具体的に、目標としてキチンとしめさないといけません。そうでないとすると、それは目標としての価値も薄いことになりますね。そもそもビジネスの進め方としてとらえてみても、楽天の社内英語公用語化にはSMARTになっていない、という意味でも問題があるように思えます。したがって、この目標を達成することはほとんど難しい(almost impossible=destined to fail)だと思います。
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