原則と具体例との間をいったりきたりすること。
これは役に立つ方法論ですね。
ファシリテートするとき、ワークショップするとき、実はこの手法ですね。使っているのは。
ハーバード大学サンデル教授の最終授業、ロールズの「反照的均衡」を挙げる。
反照的均衡とは、個々の事例について、私たちが下した判断とその判断の根拠となる一般原理との間を”行ったり来たり”すること。
ロールズは、言う。
正義の概念は、自明の前提からは導き出されえない。
それは多くの考慮事項が相互に支えあい、すべて1つの首尾一貫した見方にマッチさせることで、正当化させる。
しかし、この日本語「反照的均衡」は、直観的にはわかるけれど、一般的ではないですね。
英語ではなんというか?
というわけです。なぜ、射撃しても重要でないキャラクターは、どれだけ訓練を積んでいて技量があろうとも、重要なキャラクターに射撃を命中させることができないのか
これが反照的均衡の本質です。
