2010年2月11日付 英フィナンシャル・タイムズ紙 以下翻訳例(日本ビジネスプレス)による、
『豊田家の御曹司である豊田章男氏の発言は、奇妙ながらも、問題をなかなか見事にまとめていた。
「Believe me, Toyota's car is safety(信じてください、トヨタの車は安全性なんです)」。日本を代表するトヨタ自動車の社長はこう訴えた。「But we will try to increase our product better(ですが、私たちの製品をもっと良いものに増やせるよう努めてまいります)」
英語がうまく話せないことを馬鹿にするのは、普通なら許されることではない。
しかし、米国でMBA(経営学修士)を取得した豊田氏に完璧な英語で謝罪する術が教え込まれていなかったという事実は、今回のリコール(回収・無償修理)危機におけるトヨタの対応のお粗末さについて実に多くを物語っている。
日本では、謝罪は生け花や俳句と同様に1つの芸術である。しかしトヨタは、2月5日に社長が持って回った表現で自らの責任を認めるまで、顧客(その70%は日本以外の国に住んでいる)の懸念に対応できていなかった。』
これはどういうことなんだ
なんという英語表現(とまでいえないレベル、というか間違った英語というべき)((((((ノ゚⊿゚)ノ![]()
これだけ騒がれるのは、豊田章男社長の出現が遅れたためだとばかり思っていましたが、単にリーダーシップがないとかオーナーシップがない、という以上に、謝罪会見中の英語にも、相当問題があったということですね。
私はいつも英語などただのツールであって、下手でもいいんです、問題は中身です、と言い続けてきたけれど、時と場所による、というシンプルな事実に躓いた感じです。これでは、トップとしての知性が問われる事態ということでしょうかね。恥ずかしい事態ですね。英語がうまく話せないことを馬鹿にするのは、普通なら許されることではない。ここまで言われると、いかにもマズイ。
しかし、ネットのFT調べてみたけど、この記事はのってないようですね。紙の新聞の方にのっているということなんでしょうかね。
裏を取るためにこちらの翻訳前の英文を見たかったんですが。![]()
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