SEKAI NO OWARI
生と死を題材にした歌詞のユニークさと、ボーカルのまるで少年のような無垢な声が印象的なバンドです。風変りなバンド名も目を惹きます。
インディーズの頃に知りiPodに入れていたのですが、どうしてもデビュー曲「幻の命」が好きになれなくて敬遠していました。歌詞が薄気味悪くて。
でも最近、にーちゃんがなぜか聴き始めたので聞く機会が増えました。
ポップで聴きやすい。あとはやっぱり、稀有な歌声。
この少年ボイスは奇跡に近いと思います。
今度、ライブにも行くことになってます。
いまちょうどセカンドアルバム発売のキャンペーン中で。
本屋をふらついていたら、ROCKIN’ON JAPANにボーカルの深瀬さんのインタビューが載ってたので、音楽雑誌など数年振りに買ってみました。
学校行ってなかったらしいとか、高校中退したらしいとか、断片的な話はにーちゃんから聞いてはいたのですが、インタビューでは壮絶な半生が赤裸々に吐露されていて、思わず引き込まれました。
興味深かったのは家族のお話。
登校拒否ろうが金髪にしようが、怒られたことがなかったというのです。
すべて彼の「自己表現」として受け止めてくれたんだそうです。
今でも家族とは仲が良く、一緒にいると楽しいと言います。
「ウチの家族は基本的にキーワードに“愛”がある」
ってインタビュー中深瀬さんが言っているのですが、子どもにそんなこと言ってもらえる両親って素晴らしいなと。
ご両親、リスペクトです~
彼、ADHDなんだそうです。
学校にも行けないし就職も出来ない。
最後の賭けとしてバンドを始めた。
「世界の終わり」というバンド名は、終わりは始まり、ゼロからはじめるんだという思いから名付けたそうです。
このインタビュー読んで、あの独特な世界観の歌詞が、いろんな挫折を経て昇華されたものなんだなって、少しだけ、理解できた気がします。
そして今ODと闘っているにーちゃんがこのバンドに魅せられているのも、必然のような気がしました。
なんだか世界の終わり応援したくなったな!
アルバム買おーかなー。
キャンペーンにものの見事にはまった人が、約1名ここにおります
ENTERTAINMENT 初回版(CD+DVD)/SEKAI NO OWARI
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ROCKIN’ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2012年 08月号 [雑誌]/著者不明
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