優しくなるために | 北インド☆ゆるヨガライフ

北インド☆ゆるヨガライフ

ヒマラヤで出会った夫と、北インドローカル暮らし8年目。
お見合いが主流のインドで年の差婚、3度の流産、文化や習慣の違いに奮闘中。
スラム支援のNGOで働いたり、子宮腺筋症と共存しながらゆるーくヨガを続けたり。
40代インド生活の気づきと学びです。

 

今月始めのカルヴァチョート祭の時のメヘンディ。
 

 

自分の弱さを知って、自分の痛みを知って、過ちを認めて、丸ごと受け入れて、

 

人の弱さを許して、人の痛みを解って、過ちを分かって、世界を受け入れて

 

苦しみも愛おしさも

分かち合って一歩ずつ

 

優しく強く笑いながら

一緒に生きるために。

 

そのために試練が来るんだよね。

 

 

どんなに寂しくて寒くても、見上げると花が笑ってる。
 

 

インドでの生活は楽じゃないと感じる。

やってみる前から障害が見え過ぎて

分かり切った悠久の結末に

私など飲み込まれてしまいそうで。

 

抵抗していないと見失いそうで

闘わないと棄権してしまいそうで

相手の心に降りて行くことを諦め

するとお互い、荒削りな鎧のまま

 

私の暮らしたインドは窮屈で苦しかった。

 

オープンマインドな旅人が恨めしい程

逃げ帰る安全な場所なんてないから、と

私が、作って来なかった結果なのに。

 

傷つかないように、奪われないようにと

目を伏せて通り過ぎる街並みを

スマホ越しに撮った写真を

素敵だと言ってくれる人たちに

釈明できない気がしている。

 

闘ってるんだよって

言いたい時もある。

 

美しいのは表面だけ。

興味深いのは

闇が深いから。

 

写真でなんか

何も伝わらないんだよって。

 

やってみないと分からないよって。

 

子供みたいに涙が出る。

 

 

カラフル過ぎて胸に刺さる天日干し。

 

 

結婚という相手との誓いも

移住という土地への誓いも

自分の心との絆を試される

 

一番近い人と心が通わない時

足元が揺らいで居場所がない時

 

私は誠実に生きられていない

心の温もりを傾けられていない

煩悩と邪心の幻想に絡め盗られて

命の神性を生きられていない

 

真綿で締められるように苦しくて

 

進退を選ぶ場所まで行くのかな。

 

 

自分を追い詰めたくなくても

問いが向こうから迫って来る

 

そんな時もあるね

 

 

安心して笑っていたい

心を開いて通っていたい

 

今の私とあなたとこの場所には

叶えることが出来ないんだろうか

 

誰かへの作り笑いも

外界の良い事探しも

取り繕った発信も

お休みさせてもらって

 

内側の神性と繋がりたい

 

温かな場所に還りたいな

 

 

夫のボスのサルダールおじさんとチャーイ。8ヶ月ぶりに知人と会えました。