夫の弟の結婚式に行ってました!
約1週間のドタバタ劇。笑
村では毎度ながら色々ありすぎて、先週帰って来てから「頭がまとまったらブログ書こう」って思っていたら、いつまでたってもまとまらないじゃないか。!
この1週間半は、仏教ではお釈迦様が悟りを開いた日、イスラム教ではイード、ヒンドゥー教でもラクシャバンダン(ラーキー)などのお祭りが続いた。そんなおめでたい時期に無事、親戚総出で結婚式を挙げることができた義弟とお嫁さん。きっと幸せになってくれると信じるよ。
さて。前にも書いた通り、私?なのか何なのか、義実家へ行くと必ず何か騒動が起きる。(そしてめっちゃ身体が重ーく感じる。)
インドの田舎の貧しい村で、騒動は日常なのかも?だけど、私にとっては毎回、自分の常識を根底からひっくり返すような事ばかり。
日本では、ありえない。
異質なエネルギーとの衝突が生じてる。。と、一言でくくるとそんな感じ。
5月のロックダウン中に義実家の手伝いに行った時は、夫の弟(サンニ)の素行が悪すぎて派手にキレてしまった。言わないと分からないらしいので、言って良かったと思うけど。
今回は、夫の一番上のお姉さんの旦那(ジッジャイジ)と、その仲間たち。
彼らにどうしても言うべきことが、私にはあった。
きっかけは些細な事たち。例えば、私が朝一でトイレ(離れの家から20m位歩いて行く)に急いでいると、母屋(トイレの目の前にある)の軒先でチャーイを飲んでる親戚連中が、全員ガン見で何か言いながら内輪で盛り上がって笑うの。
毎回!!!
私を見ながら何を笑われてるのか気になるでしょーが!?
こっちは寝起きでしかも急いでるつーのに。
一応朝の挨拶はすると決めてて、でも「おはようございます」なんて声を掛けようものなら、「おヒンディー語できるのか」「チャパティは焼けるかな?」「チャーイ淹れてくれよ」「そんな格好寒いわよ」と、みんな口々にうるっさい!笑
何度トイレ間に合わない!と青ざめたことか。。笑
1度や2度じゃない。
完全に( 集団 vs ぼっち外国人 )の構図。
注目し過ぎるのもいい加減にしてくれ、と。心が叫び始めるのは時間の問題だった。出るとこ出たらイジメでしかないからね。
しかも村ではポジティブトークなんて皆無で、目下の身内をネガティブにけなす事が愛情表現?らしく、私だって頑張って村風に真似してる身なりの1つでも完璧じゃなかったら、ああしろこうしろ、うるさいったらない。
雨季真っ只中で、ショールを被ってトイレに走ってたら、わざわざ皆で呼び止めてショールを剥がして壊れた傘を押し付けられたり。いらんわ。まじで。
トイレを邪魔される恨みって、すごいエネルギーよ。私も知らなかったけど。笑
それから食事の支度!村に来る前から右腕が腱鞘炎で、とても親戚十数人分のインド料理とチャパティーなんて作れませんってお義母さんに何度も言ったのに、叔父さんや叔母さん子供たちの前で、
「かおり、ご飯作ってくれるのよねーえ??」って
大声で。
で、全員の笑のタネにされる。
止めてくれないもんなのかな。
イジメでしょ!!
「義弟の大事な席だから」と、その場で反論はグッと堪えたけどね。日に日に、私を怒らせたいんだなぁとしか思えなくなって来る。そんなに騒動がお好きですか?って。
前後合わせて丸5日間の結婚式がようやく無事に終わった日、新婚の2人と家族親戚の満足そうな表情を見届けた日の夕方。
相変わらず、お義母さんを始めお姉さんやお義兄さん、従兄弟たちは前庭に車座に出したプラ椅子にダラダラ座ってる。誰1人立ち上がって大勢の来客で空になった水道水タンクの補充や、汚れたトイレの掃除をしようとしない。私の中では水もトイレも最優先事項だ。
掃除しにトイレに向かおうとすると、自分は立ち上がろうともせず、義兄①が横柄に夫に呼びかけた。
「オイ、アスニ!タンクに水入れとけ!」
夫は円陣には加わらず、母屋の階段で座って休んでいたところ。
と言うのも、長男として炊き出しの準備から式の全般を支え、徹夜で儀式に立会い来客をもてなし、必要な買い出しや荷運びを次々と担って来たので、本当に疲れていたから。
疲れで冷や汗をかきながら「ちょっと休んでからやるから」と応える夫に、長兄連中は踏ん反り返って座りながらブーブー言い出す。
(あいつはダメな奴だから)とでも言うように皆で笑い合っているのを見た時、
私はスイッチが入ったようにツカツカと円陣に近づいて行った。