現実世界と幻想世界 | 北インド☆ゆるヨガライフ

北インド☆ゆるヨガライフ

ヒマラヤで出会った夫と、北インドローカル暮らし8年目。
お見合いが主流のインドで年の差婚、3度の流産、文化や習慣の違いに奮闘中。
スラム支援のNGOで働いたり、子宮腺筋症と共存しながらゆるーくヨガを続けたり。
40代インド生活の気づきと学びです。

最近よく思うのは、

「どっちが幻想なんだろ?」っていうこと。

 

(ちなみに私は大丈夫です。笑)

 

 

コロナ危機でロックダウン中、

それまでの「現実」が崩れる中でも

幸せはすぐ側にあることに気づけたり

 

でも、

「現実」では絶対に表すことのなかった

無意識のネガティブエネルギーが表出したり。

 

現実だったものが幻想で、

幻想だったものが

確かに存在していたことを知って。。

 

物質世界と精神世界。

 

それらの比重が逆転し始めているような感覚。

 

 

 

そんな感覚の変化には、チベット仏教の瞑想コースを受け始めた影響もあるかもしれない。「精神」という、目に見えないものに光を当て始めたから。

 

レイキの練習も再開して「自分勝手な思い(エゴ?)」を介さないエネルギーが少し循環し始めた感触もある。

 

あれ?!と思うのは、長年疾患している婦人科の症状が改善したこと。ひどい時は半月苦しんだ生理が、たった5日で済んでしまった。

 

 

「好転反応」と言われるようなエネルギーの変化も、意識的に体験している。それは未消化のネガティブ想念を「感じ直す・感じ切る」というようなプロセス。

 

これはガイド瞑想で誘導してもらった形。今は、自分では届かない場所に手が届いた感覚と、自分しか分からない何かがまだ眠っている感覚の両方ある。

 

 

 

ここ数年の趣味なのに、いつも色んな壁に突き当たる「ヴェーディック占星術」も再びやり直し。日本の一般女子として慣れ親しんだ西洋占星術を捨てられない壁があったけど、

 

捨てなくていい、という結論に至った。

 

結論:両方、当たる。笑

 

主体であるその人自身が何を信じ、どう受け止めて自分で活かせるかという事に尽きるのかもしれない。

 

 

自分の出生時間で西洋とヴェーディックのチャートを見比べると、半ば直感的に後者がしっくり来る。それは私が西洋占星術に関しては出生図で見る方法しか知らず、各分野のチャートがあるヴェーディックが単純に情報量が多く見えるからだろうか。

 

いや、インド在住だからか。笑

 

迷い続けるとキリがないので、ヴェーディック占星術を主として、ある程度両方理解できるようになる必要がある気がする。

 

近年のグローバル化、社会構造やライフスタイルの多様化も加味すると、視点も多様化して行くんだろうか。

 

両方あって両方いい!てことで。笑

 

 

 

つい先日は、亡き父の誕生日。

 

祈りの意味を込めて瞑想・レイキを行った。

 

これも初めての試みだったけど、今まで知り得ることのなかった父の感情をリアルに感じた気がする。

 

それは、いつも笑ったりふざけたり怒ったりして、父が決して表には出さなかった「悲しみ」「いらだち」「悔しさ」。

 

せっかくの誕生日なのに、私はオロオロ涙を流していた。父が見せたくなかった部分を見たかった訳ではないのに。それでも、ようやく謎が解けた。

 

父が抑圧していた感情は、そのまま私の中に抑圧されて存在していた。それに私がようやく気がついて、解放する役割があるってことも。

 

もう天国の父が悲しまなくても良いように、

私も、私を自由にして行こうと決めた。

 

 

 

目には見えない心の世界と繋がり、まだまだ重苦しかった気持ちが一段解放されるのと平行して、現実世界でも明るい動きが増して来たと感じる。

 

いまだ感染者数が急増し続け世界3位になったインドでも、少しずつ外出できる機会も増え、食べたいものを食べられたり、会いたい人と話せたり。明るい兆しは確実にやって来ている。

 

 

でも不思議なことに、コロナ前よりスッキリした感じ。

 

不要になった迷いや苦しみを手放して、新しい世界を作る時なのかもしれない。

 

 

どんな時代が来るんだろうか。

 

新たな時代が、分離や抑圧の少ないまあるい世界になること、

 

お互いの痛みも幸せも分かち合える世界になることを祈りたいと思う。