無理をしない、楽しいことだけする、自分を褒める。
そう約束して始めたインド生活4年目。昨年に比べたらまずまず順調と言った感じ。
体調を整えるためにアーユルヴェーダのお薬をサプリ的に利用。いつも色んな事になってるお腹の調子を整えるサイリウムハスクと、青汁的なモリンガ。
日本から持って来たけどあまり出番のなかったお抹茶を、ペットボトルに一匙入れてフリフリした自家製「生茶」もプラス(日本から持参した生茶ボトルが大活躍!)。
胃腸が安定すると、ようやく元気も出るというもの。
お洗濯も出来るようになり、朝のチャイ&朝食&昼食は自分で出来ている。夜は 私が下ごしらえをした野菜で、夫と一緒にサブジーを作る。
まだまだ蒸し暑いので、鶏肉や卵、ツナ缶も積極的に食べるように。基本は大量のサブジーで旬の野菜補給。せっかく買った冷蔵庫で新鮮野菜を買いだめ出来るようになったのは、最近の大きな変化だ。
24時間全開のファンやクーラーで冷えるので、日本からの保冷剤を夫に与え、代わりに少し弱めるようにお願いしてる。冷蔵庫って、改めて便利ですごい!笑
でも「体調が整ったら自由にお出かけも出来る?」と思っていたら、ちょっとトラブルが立て続いた。
まずは夫とのミスコミュニケーション。モールに迎えに来てって頼んだはずなのに、忙しくてテキストを読み間違えた夫が逆方向のマーケットから「着いたよ!」と。冷房に耐えられず外で待ちぼうけた結果、足がいーっぱい蚊に刺された!
それから、昨夜のこと。勤務するパソコン店繁忙期で、日曜の夕方しかお休みがない夫と買い出しへ。貴重な3時間ばかり、私はアレもしたいココにも行きたい!となり、行き先を伝えるのに2点3点していた。
いつもの様にバイク2人乗りで出かけたら、私も久しぶりなので通り過ぎるお店が色々と目について、ついつい
「あのお店、まだ行ったことないよね?」
と、話しかけてしまった。そしたら夫は左側に顔を向けてお店を確認し、少しハンドルが左に切れてしまった。すると不幸なことに、同時に左隣に路駐していた乗用車が右前方に動き出した。
バリバリバリーっ、という音がして
私の左足が、衝撃で剥がれ落ちる乗用車のバンパーとバイクの間に挟まれていた。
っ痛っっっーー!!!
幸い血は見ず、強く挟まれたことによる打撲か捻挫?多分折れてない事を確認していると、乗用車の運転手が降りてきて夫と言い合いになってる。
相手がバンパー直せ、修理代弁償しろとわーわー喚いていいて、痛みのせいで超絶イラっと来て、被ってたヘルメットを取ってそやつの目をガン見してマジ切れ。
「あなたもこちらにハンドル切ってましたよね?
完全な不注意じゃないですか?
こんな大きな車に挟まれて私、怪我してるんですが、
何も感じないんですか?
こちらも悪いですが、あなたの要求だけ聞けません。
警察呼ぶって?
じゃあそうしてもらって、
病院に連れて行って下さいね!」と。
すると更に憤った相手は夫に「酒でも飲んでたのか?」と言いがかりを始め、「あなたが飲んでたんじゃないの?」と私が言うと、真顔で「チェックする?」と私の前で息ハーってやってて、もう失笑。下らん言い合いもこれまでだわ。
その後、近くの文房具屋さんにガムテを買いに行ってた夫が帰って来て、外れかけたバンパーをベリベリっと貼り付け、そのままお帰りいただいた。
外れたバンパーなんて、すぐに直る。
いや、マジで。笑
でも私の足はどうなるんですかーー?
相手も、降りてきたボンヤリした奥さんも、夫も、騒動の間は誰も私の足の怪我に言及しなかった事にショックを受けた。日本なら怪我の有無が優先でしょ?
相手もパッと見普通の人で、決して悪い人じゃない。でもこれがインド。みんな自己中心。平均的な人なら保険なんてかけてない。警察の名前を持ち出しても、通報できる立場じゃない。
痛いやら、悔しいやら、ショックやら。。。
それからは買い出しも早々に切り上げ、帰って足に湿布を貼って、痛い痛いと夫にゴネまくってた。足の痛みが引き金になり、今日はまた全身疼痛が復活。
あー、本当、一進一退のインド生活。
せっかく自分を大事にすると誓っても、そもそもの土台がなければどんな努力も台無しだ。
知らない間は、必然的に夫のやり方で暮らしてた私たち。
でも当のインドは、まだまだ問題が多発する無法地帯。
私は、もっと違うやり方をどんどんして行くべきなんだ!
もう、変な遠慮は命取り。笑
そう学ばされた。こういう不具合が起こるのも、スキがありますよーって教えてもらってるだけ。言わば本気で変わり始めた「好転反応」だ。丸腰でウロついてたらカモになるだけなのは、途上国あるあるかもしれない。
日本の常識をこのインドの三丁目に全て当てはめようとすると、考えただけでぶっ潰れそうだけど、少しずつ。
今年は私名義の銀行口座を作って、インドの保険をかけてみます。