ハート瞑想シリーズ第6回:「英語とハート瞑想」 | ユニティインスティチュート

ハート瞑想シリーズ第6回:「英語とハート瞑想」

ハート瞑想シリーズ第6回:「英語とハート瞑想」

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今回は、トーショー(市場義人)さんが「英語とハート瞑想」というテーマでレポートしてくださいます。

では、トーショーさん、よろしくお願いします。


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ハート瞑想シリーズ第6回:「英語とハート瞑想」

今年は私にとってハート瞑想の年でした。

多い時は9か所でハート瞑想会をさせていただき、たくさんの方とハートの味わいを分かちあうことができました。

そのプロセスで驚いたことがあります。

それは、一番ハートの恩恵にあずかっているのは、このようにたくさんハート瞑想をする機会をいただいた自分ではないかと、気づいたということです。

ハートがこれほど深いなんて。
ハートがこれほど温かいなんて。
ハートがこれほどいつでも応えてくれる存在だったなんて。

このハート瞑想をシェアし始めるまで、知りませんでした。

私はすでに10年くらい、ハート瞑想をもとにしたワークを提供してきています。

サトルボディヒーリング、エッセンシャルライフコンサルティング。
どちらも、ハートのはたらき、その素晴らしさがあってこそのワークです。

そして私はその恩恵に十分にあずかってきたのです。

それでも、シンプルなハート瞑想をほぼ毎日、(必要に迫られて?)行うことから手に入る恩恵は想像を絶していました。

いま、ハートは確かなリアリティとして、私の中のもうすぐ(?)自分といえるようになるものとして、近づいてきてくれているように感じます。

私たちは、ふつう自分というとき、それはいつも感じ、考えている自分のマインドと自己同一化しているのです。

ですから、ハートに降りていくのはマインドの自分であり、ハートは対話する相手として、知恵ある存在として、マインドの自分を助けてくれる存在でした。

今でも、そうです。

でも、それが少しずつ、変わりつつあるような気がしています。

ハートの力が強くなってきているのです。

確かな存在としてそこにあります。

そして私の意思とは関係のない形で、予期しないときに、予期しない方法で私の中に出現するのです。

たとえば、昔の仕事仲間の女性に久しぶりに会ったとき、その人のことは友人くらいには考えていても、会った時にふつうにうれしいだろうなとは想像できるにしても、このようにハートが反応するとは。

ハートが喜びで熱くなり、そこからエネルギーが放射されるのが分かります。
相手にはそのことは言いませんが、それでも私のエネルギーのフィールドにそれは溢れていました。

これは私が予期できるものではありませんでした。

日常生活の些細なこと。
その中にいつでもハートは姿をあらわします。

そしてそこに存在していることを教えてくれます。

もうひとつ最近起こったことで、後になってハートのおかげだと思ったことがあります。

それは、最近英語を教えるようになったことです。

今年の春に、ラハシヤのトレーニングの通訳をしているとき、お二人の方から英語を教えてくれるように頼まれました。
それは正式に頼まれたというものではなく、休み時間に話をしているときに、軽く、楽しい話として、英語を教えてくださいな、と言われただけのものでした。

そのときには、いやそんな気はないですよ、くらいの返事をしたのでした。
しかし、しばらくしてふと、教えてみようかなと思いました。

私は、もう30年も英語の周辺で生活してきました。

長年翻訳や通訳をしてきました。
また仕事でもアメリカのひとたちと関わっていた時期も長かったのです。それ以前には塾や予備校で英語を教えていたこともあります。

むかしむかし、2度目にインドに行く前に、もう教えることはないだろう、同じ場所に戻ってくることはないだろうと思いました。
よく自分が渡った橋を焼いて退路を断て!という話がありますが、そんな気持ちに自分を沿わせて、何年かかけて作ってきた英語の教材をすべて処分しました。

それから月日が経ち、ふたたび英語を教えてみようかなと自分が思うとは!

そしてその気になると、楽しくて楽しく仕方ないくらいの気持ちになりました。

本屋さんに(あるいはもっと頻繁にブックオフに)行っては、英語の勉強法の本をどんどん買い、たくさんの本を読んだり、ざっと見たりしながら、どのような勉強法を使うことで使える英語が身につくのか考えてきました。

そしてとてもすばらしい方法をいくつか発見し、その教材作りにも熱中しました。

しかし、このブログでお話ししたいのは、そのことではありません。
この英語のクラスでは、ハート瞑想をするのです!

昨日が最初のクラスでした。

そしてシンプルなハート瞑想をしました。

そのハート瞑想の中で私がみなさんに感じてほしかったことがありました。

ハートを通して入っていく人間の深みの中では、私たちはそのままで良いと感じられるということです。

私たちは深い存在であり、自分が何かして改良する必要などないのです。
私はそれを、ハート瞑想をとおして少しずつ学んできたのかもしれません。

たくさんの人たちが英語を学びたい、そして話せるようになりたいと望んでいます。

しかし、多くの人たちが失敗を恐れているのです。

自分がうまく話せなかったらどうしよう、相手のことばが理解できなかったらどうしよう、間違ったらどうしよう……。

それは英語を話そうとするときだけでなく、英語を学ぶときからすでに存在している恐怖です。

それがあるおかげで、小さいころにはもっていた学ぶことへの喜びや、新しい世界にはいっていく新鮮な熱意がしぼんでしまうのです。

ある意味では、英語は思考を使う技術のひとつです。

内側への道のりを示す、「意識の多重構造マップ」(悟りのシンクロニシティ第三章)によると、思考は一番表面にある層に存在しています。

しかし私たちの存在は、さらにずっとずっと深いのです。

その深みの中で私たちの本質が輝き、喜びや愛が事実として存在し、どんな自分であってもそのままで受け入れることが自然に起こります。

この場所から、自分を感じ、人を感じ、人とのつながりを楽しむとき、ストレスはありません。

自分に価値を感じ、ひとのすばらしさを感じ、ひとつである感覚の中でコミュニケーションが生まれます。

自分には話したいことがあり、相手の話にもハートから耳を傾けます。
そんなとき、多くの人は自分が英語を使ってちゃんとコミュニケーションが取れることに驚くのではないかと思います。

英語はひとつの具体的な生活の姿です。

それを学ぶ過程で、ハートのはたらきの中に深く根ざしながら英語とともだちになることができたら、今まで苦しかった勉強がどれほど楽しいものになるでしょう。

ハート瞑想を英語のクラスで使うこと。

それはまだ始めたばかりで、どれほどのことができるのか、ある意味では未知数です。

でも同時に本質的なところで、それが大きな力をもっていることを、私は感じています。

英語を学びながら、そして話しながら、深いところで自分はこのままで良い、変える必要はないと感じることができたら、ひとりひとりの能力が最大限に引き出されるのではないでしょうか。

そしてこれを続けて行けば、英語をとおして、自分という存在を受け入れ愛することへと知らず知らずに誘われていくかもしれません。
ハートにはその力があります。

そして、英語だけでなく、生活のすべての側面で、美しく生きるに値する人生を創り始めるようになるかもしれません。

それが英語のクラスにハート瞑想を取り入れようとしている私の望みです。

                トーショー(市場義人)記


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トーショーさん、ありがとうございました。m(_ _)m

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