Oshoの「ノーマイント瞑想」(後編) | ユニティインスティチュート

Oshoの「ノーマイント瞑想」(後編)

Oshoの「ノーマイント瞑想」(後編)

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今回は、前回につづいてエッセンシャルライフ・コンサルティング(ELC)のコンサルタント、辻本恒(VIJAY)さんがOshoの「ノーマイント瞑想」について紹介してくださいます。

今回は二回に分けたその後編です。

ではビジェイさん、よろしくお願いします。


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Oshoが肉体を離れる直前まで、このOshoのガイドによる瞑想(ジベリッシュ&レット・ゴー)は続きました。
講話が終わり、ジョークでたっぷりお腹の底から笑った後に、Oshoはニベダノと言って(太鼓を叩くブラジル人の弟子ニベダノの名前を呼ぶ)それが合図で太鼓がドンとなって、ジベリッシュが始まります。

まず、ジョークの笑いによって、第二第三チャクラの否定的な感情エネルギーは変容して、上昇します。
Oshoがこのジベリッシュとノー・マインド瞑想を創って発表する前には、一週間笑い、一週間泣いて、一週間沈黙するというミステイックローズ瞑想を創りだしました。
ハートより下のチャクラを浄化して、神秘の薔薇がハートで咲いて、そしてエネルギーは自然に上昇して、第5チャクラ(喉)に至ります。

第五チャクラと第五身体は、音声バイトという形で、たくさんの信念や思考が積み重なっていて、プログラムを形成しています。
僕の感覚では、音の単位がレゴ・ブロックのように積み重なってる感じです。
言葉も音でできています。

昔、リーラの個人セッションで、僕が何か馬鹿げた信念を信じていた時、リーラは僕のその信念を高い音で言ったり、低い音で言ったり、早く言ったり、遅く言ったりすることを進めました。
やってみると自然にジベリッシュになります。
そしてポイントが来たらハイと止めて、沈黙。
僕の信念は沈黙に溶けて、今ではあの時何を信じていたのか思い出せません。

だからジベリッシュは単なるカタルシス(感情発散)の技法ではなく、特に第五チャクラの表層にあるメンタルなエネルギーの構造を壊すのに役立つとものと考えると、和尚がジベリッシュ瞑想をノー・マインド(無心)瞑想と名づけた意味もわかるし、何十年間もダイナミック瞑想やたくさんのセラピー・ワークの末に、ミステイック・ローズ瞑想を発明して、そしてジベリッシュ(ノーマインド瞑想)を紹介した意味がわかります。

プラサードは、ジベリッシュは思考の浣腸のように、たまった思考の塊を押し出す、あるいは思考がこんがらがってブッシュみたいになってるのを、シベリッシュしたら雑草が抜けるみたいだと解説しているのを聞いたことがあります。

ただジベリッシュするだけでなく、その後より繊細になった気づきを持って沈黙の中に入っていく。
ジベリッシュする前には、内側に入る入り口が草ボーボーで荒れ果ててて、どこが扉かも見えなかったのが、草が刈られて、入り口が開いている。
そのなかに身を任せていけばいいんだけど、入っていくのはアクションではなくて、ただ気づきを受け取っていくだけ。
気づきがなければリラックスして眠ってしまうのだけど、それはまたそれで起きた時にはリフレッシュしてる。

Oshoはダイナミック瞑想で僕たちの感情をシェイクして、クンダリーニ瞑想でエネルギーもシェイクして、たくさんの講話で僕らの固まった頭と心の構造をシェイクして、そしてついには第五チャクラのシェイクのためにジベリッシュを紹介したのだと思います。

シェイクして緩めば、喉のチャクラの中心の沈黙や信頼や創造性にアクセスできる。
不思議なことに、何年も何年もセラピー・グループやトレーニングを学んでいた僕も、その頃はもうセラピーはあんまりしないで、ひたすら絵を描いていました。
インドのOSHOリゾートで、朝から絵を描いて、夜になったら講話に出て、ジベリッシュとレット・ゴー瞑想をする。今から考えたら夢のような暮らしです。

さらに夢のようなのは、毎晩毎晩 Oshoが生で瞑想指導してくれる。
だけど僕も若かったので、どこまで受け取れてたか疑問です。
あれが今だったらどんなにすばらしいかと思います。

Oshoが講話をして、ジョークで笑って、ジベリッシュして、沈黙して、レット・ゴーする一連の流れ。
そのまま何千人が大理石の床に倒れたままだったら人民寺院みたいでやばいのですが、ある程度ブッダの意識に溶け込んだら、Oshoは「カム・バック」と言います。

「カム・バック ウィズ ブッダ・・・戻ってきなさい。
 仏陀の意識とともに戻ってきなさい」

とガイドします。

そして「24時間 ブッダの意識を持ってふるまいなさい」と言います。
僕らはゆっくり起き上がり、そして音楽が鳴ってセレブレーション。
今でもそのときの感じ、聞こえてくる虫の声、鳥の声、木々のざわめき、沈黙をはっきりと思い出せます。

僕たちは微笑みあって、静かにブッタホール(瞑想ホール)から出て、サンダルを履いて、荷物を取って着替えたりするんだけれど、だんだんと仏陀の意識は薄すれてきます。
正確に言えば薄れるわけでも無くなるわけでもなくて、僕らの気づきが狭まってきて、中心に気づくよりも、表層の思考や感情や外側のことに焦点が当たるようになる。
和尚リゾートのすごいところは、寺院のように瞑想ホール以外も中心に入りやすいように静かな環境を創っていなくて、もっと活気があり、楽しい環境です。気づきの常として、活性化してるほうに目が行くので、どうしても目移りします。意識が中心からそれてくる。

瞑想をホールを出て、食堂で並んだり、友だちと会話したりするうちに沈黙をだんだん忘れてきます。
食事の後には好きな女の子とデートの約束があったり、あるいは好きな女子が他の人とデートしてる姿なんか見たりしたら、仏陀どころでなくなってしまう(笑)そうやってまた僕たちの日常意識が戻ってきます。

次の日の朝のダイナミック瞑想が励みになったり、一日働いたり、グループしたり、セッションしたり、遊んだり、絵を描いたりする。
そしてまた夜には和尚の講話があって、ジベリッシュして、内側に入る。和尚は忍耐強く、毎晩毎晩 僕らを指導してくれました。

あの頃のことは夢のようなのだけれど、僕はエッセンシャルライフ・コンサルティングのガイトをするたびにこの頃のことを思います。

内側に入って、宝物を見つけて、その宝物を外側の生活にもたらす手伝いをするたびに、あの和尚の一連のガイドを思い出します。

思い出すだけでなく、結局今もこの一連の流れを生きようとしていることを意識しなおすし、そのお手伝いをしているのだと自覚します。

内側に入り、仏陀の意識につながって、戻ってきて、日常生活に仏陀の意識をもたらす。
そんなふうに地上天国を少しずつ少しずつ創造するお手伝いをできて光栄だし、プラサード・リーラ・アルビナがこういう形で、Oshoの瞑想をデザインしなおしてくれたのに感謝しています。
それを手渡すお手伝いができて、そのこと自体が僕にとっては、瞑想の表現になっているのはなんて素晴らしいことかと思う。

必ずするわけではないのですが、思考や感情の層が乱れていて、すぐにハートに入るのが難しそうなひとには、エッセンシャルライフ・コンサルティングのセッションの流れを中断して、ジベリッシュをしてもらうことがあります。
するとやっぱりハートに入りやすい。
チャクラジベリッシュ瞑想を毎日の宿題に提案することも多いです。

さらにOshoのようにジョークで笑わせることがもっとできたら、それも助けになるだろうと思います。

これは最後にジョークで終わらせたかったので書いたのですが、いまいちきまりませんでした(笑)

エッセンシャルライフ・コンサルタント
サトルボディ・ヒーリング
ハート瞑想ティチャー

VIJAY(辻本恒)http://vijay.p2.weblife.me/

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ビジェイさん、ありがとうございました。

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