「ELC」シリーズ 第十五回:ブッダとゾルバのはざまで | ユニティインスティチュート

「ELC」シリーズ 第十五回:ブッダとゾルバのはざまで


「エッセンシャルライフ・コンサルティング」シリーズ 第十五回:
ブッダとゾルバのはざまで:マインドとノーマインドの間に微妙な……


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サトルボディヒーリング、エッセンシャルライフプログラム、瞑想プログラムの3つの柱です。

今回は、エッセンシャルライフコンサルタントのVIJAY(辻本恒)さんが、具体的側面に立ち入ってぐっとディープな部分をレポートしてくださっていますよ。(^^)/

ただ、ちょっといただいた原稿が長いのと、一度ではもったいないので次回と二回に分けてご紹介しますね。

では、VIJAYさん、よろしくお願いします。


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こんにちわ。エッセンシャルライフコンサルタントのVIJAY(辻本恒)です。

瞑想に出会い、今までの条件付のパターンは壊れ、年月とともに変化する形の変化も21世紀になってどんどん速度をまして、形のない中心の空っぽさに溶けてなくなるような経験も少しずつ加速しています。

しかし、いつまでもそこに溶けて消えていくことはできないから、よっこらしょと形の世界に戻る時に、もう前と同じ形には戻れないはずです。

常なものは無い「ああ無常!」の世界は、しがみついてたら「一切苦」だし、この輪廻転生のパターンを超えて、中心に入って、形のないものに溶け去って、早く、この世界から卒業したいなんていう願望を持ってしまうのは、仏教徒の過去生の影響か、あるいは、修道院での隠遁生活の時間が、凍りついた時間のエネルギーとして、サトルボディにとどまっているからだと、サトルボディヒーラーでもある僕は解釈します。

その願望の根っ子は、単に消滅したい、溶け去りたい、つまり消えてなくなってしまいたい自殺志向のような気がします。

生(形の世界)をギリシア人ゾルバのように充全に生き切ることと、形のない世界(空)に仏陀のように根ざすことの統合を、OSHOは「ゾルバ ザ ブッダ」と呼びました。

そして、空の中に消滅してしまう悟りではなく、「何度でも輪廻して、何度も戻ってきたくなるくらい、この世界を楽しんで、この世をパラダイスとして生きなさい」と言いました。

それを聞いた僕は、そうだったんだと目から鱗が落ちました。

もともと世捨て人的傾向の強い僕は、がんばってゾルバの方向に進んで、生きて、愛して、働いて、形の世界に、様々な形をもたらしましたが、それでこの世に貢献したというよりは、もともとデコボコの形の世界を、さらに凸凹して、世界の形は、前より醜くなることが多かったです。
そして残念なことに醜いものは壊れやすい。

それでまた形のない世界に戻り、また形の世界に出て行って、といった行ったり来たりを繰り返してきました。

分かりやすい例えで言えば、インドに行って瞑想して、日本で働き、またインドに行って静かに座るの繰り返し。
あるいは、インドでもディスコに行って踊る(死後?)、それから、瞑想して死んだようにくつろぐ。

しかし、一旦くつろいでしまったら今度は騒がしいディスコには行きたくなくなる。
ディスコで弾けることができた日には、瞑想するなんて退屈で、死にに行くみたいで、瞑想から遠ざかることになりました。
というのは、まあ例え話です。

気楽に、形の世界と形のない世界を器用に行ったり来たりできる人もいるけれど、僕から見ると日本人の多くは、そんなに器用ではありません。

形のない世界で経験したことを形のある世界にシェアーするのに、瞑想をシェアーしたりセラピーを仕事にしたりするのは、一見やりやすいけれど、誰もがセラピストの才能があるわけではないし、経営能力があるわけでもないので、やってるうちに内側を忘れて、外側でみんながやってる形と同じになって、光が鈍くなってくるようです。

形がないものをビジネスにしようとすると、なんだかだんだん変になりやすい多くの例を見てきました。

かといって形のしっかりしたものに取り組みながら(物造りとか)、そうしながら形のないものを忘れないのも難しいことのようなのも、何人かを観察して思えます。

結局、ポイントはやはりアゥエアネスで、光が小さく浅く、細かいうちは、どちらかに偏ってしか気づけないし、気づきが大きく、深く、広がっていけば、両方をふくむことができる、ということがだんだんわかってきました。

そして、形のないところから、ゆっくりと出てくるときに、微細に気づいて、本質や強みのエネルギーをスルーしないで、それをちゃんと持っていけば、
形がない→本質→強み→行動→感情→思考と、
だんだん形のある世界に、近づいていって、今までと違う新しい形が生まれるようです。

これは瞑想して、瞑想から出て行く時に、自然に起こっていることですが、エッセンシャル ライフ コンサルティングては、このカラクリをわかりやすく説明してくれます。

形→形のないところ→形の旅のポイントは、本質と強みの気がします。

瞑想していると最初はぐるぐると思考や感情の層に意識がいく。
そしてある程度 続けていると、ある時 ポコンと思考や感情を超えた空のような広々した意識になる、という人は多いのではないでしょうか?

そのマインドを超えた一瞥は、確かに自分をマインドだと思っている人には解放をもたらします。
しかし、一瞥だけでは人生は変容しません。

もっと詳細に気づきの光を照らせば、マインドとノーマインドの間に、微妙なエネルギーの層があります。(この稿、次回に続きます)

★新しい形の初試みとして、 今週末の土曜日。5月17日(土)11時から16時頃まで。
神戸芦屋のドストカフェで、「映画試写会と瞑想」のイベントをします。
幻の傑作映画「その男ゾルバ」上映とELC紹介。
VIJAYによる意識の多重構造マップの説明と瞑想 エクササイズ。
さらに珈琲、カプチーノ付き。4000円。
終了後 トルコ料理も食べれます。
要申し込み 電話 08053062522 メール vijay1957@me.com

場所:フリースペース・ドストカフェ芦屋川
兵庫県芦屋市西山町1-2 トルコ料理サクルエブ2F 080-5306-2522
(阪急神戸線芦屋川駅下車西にスグ 大阪神戸から20分)
電話 08053062522 http://dostcafe.jimdo.com/



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VIJAYさん、ありがとうございました。

いやー、とても後半が待ち遠しいですね。(^^)/

エッセンシャルライフコンサルティング(ELC) コンサルタント養成コース 3期生募集
開催日時:平成26年8月1日(金)~3日(日)
お申し込み:お申込用紙に記載して、和尚アートユニティにお申し込みください。
電話受付:0467-23-5683 (和尚アートユニティ内:ユニティインスティチュート事務局

ELCコンサルタント養成コースレベル1
パート2は12月5日(金)~7日(日)を予定しています。
パート3は2015年3月に予定しています。

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