「恩寵の法則」その11 (イタリア編)
「恩寵の法則」その11 (イタリア編)
このシリーズはイタリアで開催された「恩寵の法則」のコースでの内容の一部を20回のシリーズでご紹介します。
恩寵の法則では、さらにもっと大きなものとのつながりの中で人生を生きることを学んでいくことになります。
今回はその第11回目をお送りします。
人生を本質から生きるための知恵をお楽しみください。
ちなみに、日本での「恩寵の法則」は2012年3月9日(金)~12日(日) 東京で開催されます。
https://unityinstitute.jp/schedule/booking.cgi?code=120309-11Pr_EL3_f
(はじめに)
私たちは普段いつも感情や考えの渦の中にいることさへ
あまり気づかないで毎日を暮らしています。
瞑想を始めた最初の頃は
自分の中にある絶え間なく現れる思考に驚かされたものです。
人間関係でもめ事があると
たくさんの感情がやってきて、感情に乗っ取られて
気分が上がったり落ちたりと忙しいです。
特にネガティブな考えや感情に乗っ取られて苦しい時に
これは自分の存在すべてで起こっているのではなく、
表層に行きかう雲のようなものなんだという理解をすることで
救われた気持ちになったこともあります。
では、「恩寵の法則」第11回をお楽しみください。
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第11回:「表層は思考と感情の渦」
私たちが表層にとらわれているとき
私たちはとめどなく続く思考や感情、感情的気分でいっぱいになっています。
自分ひとりでいるときでさえ、私たちには感情があります。
悲しいときもあれば、落ち込んだり、動揺するときもあります。
また気分が良く、楽観的な感じがするときもあります。
私たちは絶えざる感情の流れのなかにいます。
そしてもちろん、人と交われば、そこにはたくさんの感情があります。
ガールフレンドやボーイフレンドと一緒なら、それがほんの少しの間でもたくさんの感情が行き交います。
彼女が何かを言い、そしてそれに対してまた何かを言うそれだけで突然、いろんな感情がやってきます。
人間関係性はたくさんの感情をもたらします。
感情に気づくと、そこにはにはたくさんの思考があることにも気づきます。
考え、考え、考えでいっぱいです。
ガールフレンドがあなたの心理的ボタンを押すと、
思考だけでなくたくさんの感情がやってきます。
ですからただ表層にいるときは、
私たちは絶え間のない感情と思考の流れのなかにいるわけです。