よく耳を回したりマッサージをすると肩こりによいや小顔になるといわれますがなぜでしょう?
一般的に言われているのが「リンパの流れ」ですね
確かにそれも一つでしょうが、それだけで説明が付きにくいことがあります。それは顎の動きです。
なにが説明できないかというと、顎関節症などの疾患をもたれている方に耳のマッサージをほどこしても症状の軽減になるからです。
確かに、リンパの流れがよくなりコリがとれたからとは言えますが、経験上とてつもなく遅い流れのリンパをそこまで早く流れを変えれることはないですからそれ以外の効果があるわけです。
そこで今回は一般的でない説明をします。
耳をマッサージすることは私も施術で取り入れています。そのねらいはリンパよりこの二つです。
静脈の流れの改善と筋膜刺激による筋緊張の緩和
耳の前に前耳介静脈っていうのがあります後ろに後耳介静脈っていうのがあります。そこの圧迫を改善し流れをよくする。これが1つ。
もう一つは、耳を触ることで耳付近、特に耳の後ろのぼこっとした骨についている胸鎖乳突筋や頸板状筋を筋膜を介してほぐす。これで肩こりは緩和されます。
小顔の効果は耳を引っ張る様にすると効果が出やすいのですが、この時に筋膜や皮膚を介して咬筋に刺激がいきます。そのことで咬筋をマッサージしたのと同じ様な効果がでます。

まあぷろ以外は要らない知識ですが、耳のマッサージはリンパ以外にも静脈や筋肉にも働きかける事ができ尚且つ、効果的ですから皆さんやってそんはないですよ