まず大腿四頭筋

これも講座ではしっかり説明したいますが、この筋肉は前回のハムストリングスと逆で「ブレーキ」です。身体を止める筋肉です。ほとんどの方がすでに持っている筋量で十分とまれます。ですから鍛える必要はないです。また脚が太いことを気にされている女性などはこれを必要以上に使い発達させている場合がありますのでご注意を!
つぎに下腿三頭筋
わかりやすくいえば「ふくらはぎ」です。日本ではここがキュッとしていることが好まれたり、さもふくらはぎがジャンプ力やダッシュに凄い働きをしているという迷信から鍛えるのが好まれますが、私はやる必要性はないと思っています。
ふくらはぎが大きい=ふくらはぎが重いです。つまり足首に重りをつけて生活しているのとなんら変わりはありません。脚の、しかもその先端付近に重りをつけるなんて非効率極まりないと思います。
しかもふくらはぎが出すジャンプやダッシュに使う力はわずかです。そのわずかの為に脚を重くするのはマイナスが多いと思います。
最後に前腕屈筋群
この理由はふくらはぎと同じです。バスケットや野球などでよく「リストを使う」という理由で鍛える方がいますが私は反対です。しかし「握力」は必要です。握力を鍛えた結果前腕が発達したというのは仕方ないと思いますがわざわざリストカールで鍛える事は賛成しません。
以上にあげた3箇所は私は鍛える必要がないと考えます。様々なトレーニングの中で勝手に使う分には構いませんが、わざわざ大腿四頭筋を鍛えるレッグエクステンションをすることはありません。
使いやすい身体・効率の良い身体を考えればこうなります。