
私も出場したことのある三島大会。この大会で初めて優勝を経験しました。
しかも息子は同じ学校に通っているので、私の後輩ってわけです

今の中学バスケのレベルやルールなどを知りたくていったのですが、ちょっと意外な結果となりました。
私の中ではどんどんレベルが上がり凄く上手なプレーがあるんだろうなって思っていたんですが、はっきり言って真逆でした。
格好やバッシュは進化しているし子供の体格も昔より良くなっています。顧問の先生方のジェスチャーや行動はホントNBAのような感じでよかったですがプレーそのものはなんか残念でした。私はそこまで上手い選手ではなかったです。その人間から見ても下手でした。
何が下手かというとドリブルやパス。ボールハンドリングなど基本的なことです。早い話が右手しか上手くないんです。左からのレイアップも右手でうつ始末・・・
なんじゃこれ
ストップ動作も脚力まかせ・・・
おそらく膝を痛めるんだろうなぁって見ていました。
中学の指導者はどうしてもフォーメーションや戦術によりがちです。もちろん勝ちたいし勝たせてあげたい一心でされているんだと思います。これはこれで素晴らしいことですし、私位までしかバスケットをしていない人にはわからないところなんで、何も言う事はできません。しかし、あまりに基本ができていないので「この子達に未来のバスケット界を背負えるのか?」と思ったのも事実。個人の能力を伸ばすことをしていなかったら絶対にバスケのレベルの底上げにならないし、一生オリンピックには出場できない。
今勝つのも大事。しかし子供の将来の可能性を大きくして高校に送り出すのはもっと大事だと思います。
先日お会いしたミニバスの監督さんも同じことを言われていました。このままではオリンピックに行くことのない競技になり、アジアでも勝てなくなると・・・
日本のスポーツ界の難しさを中学バスケを見学して感じました