「ゆにちゃん便り1月号」です。 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

新年、明けましておめでとうございま~す(^O^)

 

「ゆにちゃん便り 2019年 1月号」です。

 

今年も、昼夜を問わず日々知らな内に私たちを丁寧に守ってくださってる

 

この「ありがた~い体」について実践を通じ楽しく実験しながら学んで参りましょうね♪

 

どうぞよろしくお付き合いお願いいたします。

 

 

 

年末年始の忘年会・クリスマス・正月・新年会など

 

非日常なイベント的日々を過ごしてきた体を年明けから毎日観ていますと、

 

おおよその確率で共通のお疲れがみなさんのお体に出ています。

 

 

それは、「胃腸の使い過ぎ!」

 

それも肝臓の使い過ぎがほとんどなんですよね(笑)

 

年末、正月の食べ過ぎと冷えの影響で、

 

特に首の寝違い・肩こり・あと胃腸にくる風邪を引かれる方が多かったです。

 

昔の人はそういう時期に七草がゆを食べてデトックスしていたようですね。

 

現代人がいかに食べ過ぎ(使い道のないエネルギー過剰摂取)によって

 

体を乱しているかがよくわかります。

 

ちなみに腸はただの消化器官ではなくて、第2の脳と呼ばれるほど

 

ホルモンの分泌などの働きに関係があるそうです。

 

ある本によれば、脳のない生物はたくさんいるが、腸のない生物はいないそうですよ。

 

元々腸しかなかった生物がより進化するために脳が後にできたそうです。

 

だから脳と腸は同じホルモンが出せるそうです。

 

しかも脳よりその影響が大きく、

 

腸はただ食べ物を消化吸収するだけじゃなく、

 

他の臓器と密接に連携しながら働く人体最大の免疫器官なのだそうですよ。

 

年末年始の食べ過ぎで傷めた腸をいたわるために、

 

お腹がグッ~となる時間を意識的に作っていきましょうね。

 

お腹がグ~ッとなるのは胃腸の収縮で掃除する役目があるんですって。

 

現代人は食べ続けているので胃腸が空っぽにならず、

 

掃除できていないところにさらに食べ物を押し込んでいるそうですよ。

 

いい腸はいい血を作り、いい血はいい細胞を作りますから、

 

美容と健康のためにも是非空腹時間を作ってみてはいいかがでしょうか?

 

昔の日本人は一日2食で

 

「あさげ(朝ごはん)」と「ゆうげ(夕飯)」といって夕方にお食事を済ませて、

 

次の朝まで何も食べないことで胃腸を掃除する時間に当てていたそうですよ。

 

晩ご飯を早めに食べて就寝まで何も食べなければ朝の目覚めがいいですよ♪

 

正月明けから、何だか胃腸や体や気分が重たい方は、

 

空腹な時間をつくると胃腸の働きが活発になり、

 

体が軽くなるので是非、試してみてくださいね♪

 

ポイントは、栄養やバランスなど、頭でお食事するのではなく、

 

時間が来てもお腹が空いていない時には1食抜けばいいだけです。

 

あまり、ストイックにはやらないでくださいね~軽い気持ちでトライが基本!

 

無理せずに空腹感が気持ちいいなぁと思えるくらいでいいんです♪

 

ちなみにゆにちゃんは、

 

晩は家族みんなとできるだけ食べたいので朝・お昼で調節していることが多いです。

 

これをすれば、お腹いっぱいになるのが早くなりますので、

 

少しの量で苦しくなってくるので勝手に減食してきますよ~

 

しかも、頭が冴えてくるし体も軽やかに動くし、いい感じです。

 

人の肝臓にはおよそ6週間分の余剰栄養がストックされているそうですから、

 

臆さずトライしてみてくださいね(笑)

 

体を観ていると正月を過ぎても、

 

少し前に食べ過ぎた分のダメージだけは体に残っていることがほとんどです(;´∀`)

 

この時期の発熱・鼻水・咳・下痢の方が多いのですが、

 

これは栄養過剰に対する調整で出ていることが多いようです。

 

 

 

それともう一つはこの時期「冷え」に気を付けられている方は多いのですけども、

 

「渇き」「乾燥」で体の調子を崩していることが多いことも覚えておいてください。

 

1月に入ってどんどんと乾いた北風が吹くようになってきましたね。

 

ご存知の方も多いと思いますが、

 

人間は汗という水分の蒸発を利用して体温を体外に逃がして温度調節をしています。 

 

例えば、洗濯物でも空気が乾燥すれば早く乾きますよね。

 

これは乾燥した空気が水分を連れていってしまうからです。

 

では、これを人間の体に当てはめてみると~

 

空気が乾燥してくれば水分が早く蒸発しやすいということは、冷えやすいということですね!

 

逆に足先や身体を冷やし過ぎても、腎臓の働きが低下し、

 

どんなに水分を摂っても体内に保てず、出てしまい、体は乾いてしまいます。

 

そうやってこの時期、体はどんどん水分を摂られて

 

「干物(ひもの)」みたいになってきているんですね(笑)

 

しかも、体の中はおよそ70%が水分なんで、潤いをなくした体は弾力をなくし、

 

足の引きつり・神経痛、ただ水分が足りないというだけで水分補給を促すために高熱が出たり、

 

タンが粘っこくなって切れないので咳がとまらなくなったりなどなど

 

いろいろな問題を引き起こします。 

 

意外かも知れませんが水分不足は粘膜に最も強く影響するんですよ~。

 

肌が乾いて新陳代謝が悪くなり、カサカサでかゆくなったり(シミ・シワができやすくなる)、

 

唇の周りが乾いたり、鼻の粘膜が渇きその調整として鼻水を出したり、眼の粘膜が乾きを感じたら水分不足のサインですからね。

 

ちなみに外からの冷えには気を付けている方は多いのですけど、

 

食べ過ぎ、寝過ぎ、運動不足、嫌なことを嫌々する()なども、

 

体が弛み過ぎて、心臓の拍動が低下し、全身の血流が悪くなり、体が冷えるんですよ。

 

冷えは外からだけではなく、内からの冷えもあると言うことですね!

 

この時期は冷えや食べ過ぎ(腎臓の働きを低下させない)に気を付けながら、

 

常温の水をチビチビ飲んでいただけたらいいですよ。

 

いくら水でもガブガブ飲んだり、お酒お茶やコーヒー、

 

意外ですけど白湯を飲んでもおしっこでジャージャー出てしまいますので

 

お水にしておいてくださいね。

 

昔の人が「寒の水」といって、

 

この時期の水を美味しい水と言っていた感性と感覚の鋭さが素晴らしいと思います。

 

一年で水が一番きれいな時期なのだそうです。

 

このきれいな水でいい血を作るという意味でお薬として寒の水は重宝されていたそうです。

 

我が家ではお風呂に入る時にペットボトルに水を入れてチビチビ飲んでますよ。

 

こうすると美味しくいただけて体への吸収がいいんです。

 

 

 

春になると1月後頭部、2月肩甲骨、3月骨盤の順で開いていくので、

 

この動きがスムーズに流れていくように1月は頭や目の使い過ぎ、

 

渇きや冷えは目や鼻の粘膜に様々な影響を与え、鼻の粘膜が乾くと頭への血行が鈍くなり、

 

頭の疲れが抜けにくくなり、後頭部の開きが悪くなりますので注意してくださいね。

 

この動きが悪いとそこを調整するために頭痛、首の寝違い、

 

精神的不安定などの症状や不調が出やすくなります。

 

具体的な対策としては、水分をしっかり摂る(常温の水をチビチビ飲む)はもちろんのこと、

 

鼻柱をホットタオルやこんにゃく湿布などで温めたり、

 

頸上(けいじょう・後頭部の中央下あたりにある盆のくぼあたりの切れ込み)を温める。

 

鎖骨のくぼみの内側を温めても脳の血流がよくなりますよ(寝違いとか、左側は脳梗塞やボケ、

 

右側は脳出血の予防にもなりますよ)。

 

まだまだ、お伝えしたいことはありますが長くなるので今月はこの辺で~(笑)

 

寒い時期がこれからも続きますが、

 

冷えと渇きと食べ過ぎに気をつけて春への体の変化を経過させてくださいね~(^O^)