今回はセンサーのお話です。
センサーとは感知する機械のことです。
人間の体にも5感というセンサーがありますよね。
感覚器官のある目・耳・鼻、舌・肌で感じる、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚です。
それにプラス、感覚器官が定かではない心とか気で感じる第6感を数える方もいますよね。
これらは意味もなく体に備わっているのではありません。
刻一刻と変化する環境から私たちの生命を守るためにあるのです。
生命は全身の感覚器官を使い、自分を取り巻く環境(体の内も外も)を感じ知ります。
その情報は脳へと集められ(一部、脳を介さず動く運動もある)、解析され、生き残るための
活動を自動的に起こさせるようになっているのです。
これは、生命がおよそ38億年かけて作り上げた生命の安全装置なのです。
「センサーで感知 → 動作する」
一見、複雑そうなこの体ですが、生命はこんな単純なシステムで体を守っているのです。
当然、センサーの感度が鈍くなればその後の動作も遅くなり、
より生命の危険が高まるということですね!
みなさんの不調も元をたどれば必ずといっていいほど、このセンサーの鈍りに
到達すると言っても過言ではありません。
厄介なのは、このセンサー自分では鈍っていることも気が付かないのです‼
鈍った状態では、過剰を適度と感じ、不足を楽と感じるのです。
例えば、食べ過ぎ(満腹)を心地よいと感じたり、運動不足を楽と感じたりしてしまうのです。
このようにすべての生命の危険に対しての感知があまくなり、対応も遅れてしまうのです!
「今、体に適しているものは快く、適さないものは不快になる。」
これが、本来の生命の安全装置なのですが、この安全装置の感度が
鈍っているとどういうことになるのか?
なぜ、このセンサーが鈍ってしまうのか?
このセンサーを鈍らさない体の使い方とは?
現代人の健康を考える上で一番大切で、一番無視されていることが
この「センサーのお話」なんですよね。
整体には、今までにない視点からの「生きた体の使い方」みたいな知恵がたくさんあります。
しかも、とても役に立ちます‼
みなさんに少しでも広まって役に立てていただければと思います。
興味のある方は、次の記事読んでくださいね♪
鈍りのことについて少し詳しく書いています。
http://ameblo.jp/unity-man/entry-12020705073.html
http://ameblo.jp/unity-man/entry-11758983062.html
http://ameblo.jp/unity-man/entry-11752263662.html