「自然に敬意を払うこと」
最近、師匠のお言葉にはこれが溢れている。
治そうとしたり、コントロールしようとすることが
「無知」から始まっているということに
そろそろ、私たちは気付かなくてはいけないところにきているのかも知れません。
地球に生命が始まり約38億年が経っているそうです。
この気の遠くなる時間をかけて、生命は様々な試行錯誤をくり返し
今に生き残ってきたのです。
どんなけ科学が進歩しても、私たちは生命を作り出すことはできません。
しかし、何も知らなくても井戸端会議をしながらお母さんの体では、いとも簡単に
生命を育んでいけるのです。
細かい体の設計図と成分が分かったとしても、これがなぜ生命になるのか?
未だに何も分かっていないのです。
でも実際はどうでしょう?
分かっていても、知らなくても、赤ちゃんは産まれてくるようになっているのです!
そして、何も教えなくても赤ちゃんは呼吸をし、生きていこうとするのです。
自然というものはこのようにできているのです。
私たちが気付いていなくても、いつでもこの体の中には自然の営みが行われているのです。
「今、体に起こっていることは地球生命38億年の知恵であることを
私たちがどれくらいの理解力で判断しているのか?」
もう一度、考え直すことはとても大切なことのように感じてならない。
そんな方向性でみなさんが「自然に敬意を払う」ことを考え出せば、
きっとこの先の医療がもっと希望に満ちたものになりそうだ。