本日は、ゆにちゃんがジガバチに刺された。下腹に力を込め、刺さ
れた部分から毒を吸出し、前回の記事でも紹介した「化膿活点」を
愉気した。少し腫れと痛みが出たが20分くらいで腫れも痛みも経過
した。本当に、なぜあんな処を押さえればよくなるのかが、いつも不思
議でしようがない。
体はそれぞれ独立した部分で動いているわけではなく、全体の関係性
の中で、部分が動いている。
例えば、肛門は排泄のためだけにあるのではなく、その動きは心臓と
密接な関係がある。または、肛門の閉まり具合で相手のやる気が伺え
たりもする。肛門がそうなるから心臓がそうなるのか、どちらが、先でそ
うなるのかは分からないが、どちらも関係性の中で影響していることは、
確かみたいである。
よく盲腸を切除される方がいるが、盲腸はいらないものではなく、脾臓が
使いすぎになったときに腫れてくれて、そのバランスをとってくれるという
話を聞いたことがある。
胸腺なんかも安易に切除されるが体の状態がものすごく悪い時、臨時に
働き出し、昔の免疫系で体を守ってくれるらしい。
今まで敵だと思われていた炎症も、そのメカニズムだけを研究して、痛みを
出す物質を抑えることばかりに気をとらわれていると、炎症が治癒反応であり
今の体の環境において必要だからでてきていることを無視してしまい、それを
なくすことばかりを必死にやろうとしてしまう。
ひとつひとつの物を細かく分析することは悪いことではないが、体というものが
この関係性の上で成り立っていることを忘れてはいけないのだと思う。
もちろん、心理的なことまで、この関係性に含まれる。
そういう研究が進んでいけば、今よりもっと薬も手術もなく、人間が健康に
生きていける方法が見付かりそうだ!