いろいろな体があります。
細い、太い、四角い、丸い、厚い、薄い、白い、黒い、
大きい、小さい、足が長い、胴が長いなどなど、誰ひとり
同じ体はないのです。
では、体質もひとそれぞれですよね。
すぐ呼吸器に異常の出る人、皮膚の弱い人、胃腸を壊しやすい人
下痢をよくする人、熱が出やすい人などなど。
後、負けず嫌い、食べることが大好き、動くことが好き、いろいろ考えるのが好きなどの
感受性というか性質というかそんなものまでを、このような人は体がこのような時にこうなっている
という観察方法で関連を調べあげて系統立てたのが野口整体の「体癖論」なのです。
野口先生も、著書の中でこの体癖の研究が完成するには300年くらいかかるとおっしゃっているのです
が、とりあえず現段階では大まかに12種類に分類されています。
色で例えると12種類の原色があり、実際にはその原色が1~3色くらい混ざり合い、その微妙な濃度の
濃さによりそれぞれのキャラクターになっているといわれています。
分かりやすくいえば、赤と白が混ざればピンクという赤でも白でもない別の色になりますが、この中でも
赤の強いピンクや、白っぽいピンクというようにその割合によってそれぞれの色になるわけです。
整体では、体癖を通してこの体はこのような傾向があり、このような異常を起こしやすいのでこのように
指導しようという風にこれを使っています。
体はその方の生き方を表現しているのです。
体は言葉なく、自分のことを語ってくれています。
整体はおもしろい!
今まで当たり前すぎて考えもしなかった体の話。
興味のある方は是非、お話会へ!!