精子が卵子に飛び込んだ瞬間から、必要なものを集め、また、不必要なものは 捨てて、
誰に教わることもなく、体を作り、 成長させ、生きるためのすべてをこなし、
今、ここに生きているのです。
自分がどのように生きてきたのかなんて分かってなくても生きてきたのです。
そして、これからもそうです。
まず、この働きで自分は生きてきたこと、そしてこれからも生きていくことを
理解していただきたいのです。
決して知識や健康法で体を守ってきたわけではないのです。
体の裡(うち)の要求により、生きてきたのです。
体は、今、何が必要で、何をすべきかをすべて知っているのです。
これに気付いていく生き方こそが、今の体に最良だということなのです。
いろいろ複雑な健康論が世の中には溢れていますが、
溌剌と生きていくことはとてもシンプルなことなんだと思います。
子供の頃を思い出してください。
知識や理屈ではなく、裡の要求によって生きているから溌剌なのです。
精一杯遊び、疲れたらバッタリ、食べたい時に食べ物を要求し、食べたいものだけを
食べる、エネルギーが余ればはしゃぎ、足りなくなると甘え、言いたいことは言い、
熱や下痢はパッと起こしすぐに止むなど、すらすらと体の要求通りに変化できる弾力がある。
この変化していける力=生きる力なんですよね!
この弾力は年を重ねるとなくなってきて、変化できなくなったらお墓の中なんですけども
では、体にとって大切なことは何か?
それは、
裡の要求に気付こうとすることと、出来るだけその要求に従うこと。
元から自分の中にあるものをしっかり働かすだけなんです!
足さなければならないものなんて何もないでしょ?
もともとそうやって生きてきたんだから!
その感度を高め全力で生ききる智慧が整体にはあるのです。
興味のある方は、是非、紐解いてみてください。
整体がみなさまに届きますように・・・