整体を勉強し、身体のことが分かれば分かるほど、
何も分かっていないということが、はっきり分かるようになる。
しかしながら、人は誰しも自分の体のことを熟知しているわけではない。
心臓のことを知らなくても、心臓は動き、手を動かすという脳と神経の伝達、どの筋肉を動かす
などを知らなくとも動かせているのです。そして、今の人間の科学を総動員しても作り出せない
命をも、いとも簡単に、しかも、誰に教わるでもなく作れてしまうのです。
分かっているのは、ほんの僅かなことだけなのです!
人間を細かく切り裂いて細胞のレベルまでの構造が分かったとしても、それらを集めただけでは
、命にならないのです。つまり、人を構成する材料を集めただけでは、人間にはならないのです。
それらをまとめている本質の正体さえもつかめてないのです。
では、何も分かってない人間がどのように健全に生きていれるのでしょう?
例えばです。
息を吸ってください。
吸い続けてください。 どうなりますか?
当たり前ですが、苦しくなります。
すると、このままでは、窒息してしまうので息を吐きたくなりますよね。
今度は、息を吐く。
吐き続けると?
またまた、苦しくなって吸いたくなる。
苦しいと動きたくなる。
苦しいから吐き、苦しいので吸う。この繰り返しが呼吸になるのです。
人間は、この苦しくなる感覚で生きれているのです!
この苦しいという感覚がなければどうでしょう?
想像できますよね!?
生命は、感覚によって守られているのです。当たり前に生き過ぎて気付いてないのですが・・・、
「こんなん、嫌やなぁ~」とか、「しんどい、疲れた!」、逆に
「あれやりたい!」とか、「気持ちがいい!」など、様々なことを感じさせ、
それにより行動を起こさせるという仕組みで無意識に身体を守っているのです。
と、いうことはです!!
あれこれ、人間の考えた少しも分かっていない理屈を当てはめようとするよりも、
自分の今の感覚に耳を傾け、実行する方が確実に今の身体に必要なことをしていると
いうことではないでしょうか?
いろんなこと知らなくても、全然いいんです! どうせ、何も分かっていないんですから!
理屈ではないんです!だから、ゆにちゃんはいつも整体指導で、みなさんに言ってるんです。
『自分の心地よい方へ、出来るだけ行く!』
情報が多すぎて頭でっかちにならないように、もう一度、自分の身体にたずねてみてください
日々変化する環境に、絶えずよい状態にしようと身体は変化しています。
一日たりとも同じ日はないので、同じ身体もないということです!
どうか、凝り固まった知識を手放し、すばらしい人間本来の感覚を取り戻して、
もっと自由に活き活きと生きていただければと思います
そんな、ゆにちゃんの整体指導に興味のある方は、コチラ まで!