久々に風邪を引きました
整体を志すものとしては、風邪はうれしいことなんです!?
整体仲間からは「よかったね!」
「もう少し、熱が出たらよかったのに」
とかも言われます・・・
「えっ!」
風邪がうれしい???
というのも、
風邪はうまく経過できれば体を整えてくれるからなんです
整体的にみれば、風邪は体が自分の力でバランスを保てない時に
それを整えるために引くものとらえています。
実際に風邪を引きそうな体は、左右差が激しくなり、顔を見れば極端にどちらかが
縮んでいます。
でも、風邪を引ききると治るのです!そして、サッパリする!
ということは、
だれでも風邪を引くんじゃないんです。
先に引く準備ができた、つまり条件が整った体が風邪を引くんです!!
そこに引く人と引かない人の差がでるんですね
よく扁桃腺が腫れて熱を出してる人がいますが、おそらく体を冷やし過ぎてるためです。
体温が下がると免疫力が激減しますし、泌尿器や生殖器に影響があるので、
下がった体温を上げるべく扁桃腺を腫らして熱を出して無事を保とうと体がしてるわけですね。
だから、熱は下げずに出しきった方がいいということになります!というか、出しきれば下がります!
付け加えるなら、体を冷やし過ぎなければ避けれた風邪ということになります。
風邪にもいろいろありますが、共通していえるのは風邪をひく前にその体の使い方に原因があり、
風邪はそれをなんとかしようという自然良能の結果であるということです。
もちろん、たとえ風邪でも適応できない体の状態では命を落とすこともあるので注意が必要です!
「まぁ、論より証拠!」
風邪を引いたときに、自分の体で体感してみてください。
以下、風邪の上手な経過の仕方です↓↓
お薬は飲まない。
頭など、冷やそうとしない(体のしたいことと逆のことをしている)
食欲のない時は無理に食べない。
熱がピークを過ぎて、一度目に平温以下になるときにゆっくり休む!!
↑↑ここが急所です!
熱の出ているときは動けるようなら安静にしてなくてもかまいませんが、だんだん熱が下がってきて、
動けそうになった時にゆっくり休むのです。
ちなみに、風邪を引いたときの体温は、左右の温度が違います。一度くらい違う時も
ありますので両方測ってみてください。
こじらせた時
脚湯をします → 脚湯のやり方
冷えた時
足湯をします→ 足湯のやり方
あと、左の骨盤を締めたり、胸椎5、10番の愉気、熱いタオルで後頭部を温めたりなど
いろいろありますが・・・
基本的には、できるだけ余計なことはせずに体に任せてあげるのです。
「風邪は治すものではなく、経過させるもの」という考え方です。
どうしても不安のある人や、効果を期待してあれこれやり過ぎるのも自然の経過を
乱してしまうので、「どうなるのか!?整体実験!!」くらいの感覚で試せる人におすすめです
意外と、風邪をおもしろがって観察していると、あっけなく経過してしまうこともあるんですよ。
とにかく、
風邪をうまく経過できれば、とても、スッキリ!サッパリ!
以前よりも、さらに元気になるんです
痛みや熱、あらゆる不快症状を 「敵とせず!!」 の整体では、
風邪もひとつの健康法なのです!!
そんなすばらしいことを無意識のうちに勝手にしてくれている
からだ様には、「本当にありがとう!!!」ですよね