こういう人を、こういう時に、こういう事したら、こうなった。
そのような体験の積み重ねにより、生き残ってきた技術が整体である。
なぜそうなるのかがわからないこともたくさんある。
しかし、その一方で最先端の研究と一致することも多い。
実体験がすべてである整体から、今回は愉(輸)気を紹介したいと思う。
なぜ、痛いところに手を当てるのだろう?
そんなこと考えたことはないだろうか?
なぜだか分からないが、痛いところがあると手を当ててしまう。
お腹が痛いのに、頭に手を当てる人を見たことがない!
必ず、痛いところに手を当ている。
人の身体は、痛みをほっとけないようにできている。
痛みがあることで、そこに異常があることを感知し、
その痛みのあるところへ、身体を修復する物質が集まるようになっているからだ。
では、そこに手を当てるとどうなるか?
手を当てることにより、そこに意識が集中し、痛みをハッキリ感じるようになる。
痛みを感じれば、感じるほど回復が早くなる。
本能的に手を当てるのは、そのためである。
訳が分からなくても、手を当てて意識を集中すれば、早く治る。
子どもが転んだ時も、とっさに手を当てている。
それが、自分の手でも、他人の手でも同じことが起こる。
これを応用したのが、愉気である!
これは、ゆにちゃんの三日前の体験です。
焼けた鉄の番線を誤って触ってしまい、ジュッ!
親指の皮膚から煙が上がり、焼けた部分は白くなってました。
すぐに愉気したら、ものすごく痛くなりましたが、二日目には水膨れもなく
治ってしまいました!
本当に手を当てて意識を集中してただけです。
是非、機会があれば自分で体験してみてください。
とっても便利!
愉気は、息を使って意識を集中させるんですが、
当ててる手や指から息を吸って、当ててる手や指から息を吐く
(実際には、鼻から吸って、鼻から吐きますが、そういうイメージで行います。)
揉んだり、押したりせず、手や指の力は抜いてそっと当てておく。
「百聞は一見に如かず!」
誰でも、簡単にできますよ!