控室で
あっ!!!!
と大きな声が。
相方があわてています。
「草履の鼻緒が切れちゃった

あせる相方( ̄□ ̄||))) (((( ̄□ ̄||)
「代わりの持ってないの?」
「ない・・」
わたしはオカリナですから、楽器を持って出て行くだけでいいのですが
相方は筝の立奏台の組み立てやら
筝柱を立てたり
色々準備があるわけで・・・・
草履なんか近所に売ってないし。
相方は、「空気椅子みたいにして、履いたふりしてつっかけていけそうかも。。」
そんなの危ないし!大きい楽器もっているのに~~
さてどうしよう。( ̄~ ̄;) ウーン
そこでわたし思い出しました。
「何かハンカチとかタオルとか、破ってもいい布持ってない?」
そうです!時代劇で、娘さんが切れた鼻緒を直して芽生える淡い恋・・・・
みたいな場面ありますよね?
あのやり方で何とか直せるかも

相方「持ってないなぁ・・・」
わたしは、生徒さんからいただいたおろし立てのハンカチがあったのですが
どうしても使いたくない( ̄- ̄)
相方「あのう・・・あのう・・・・えっと・・・着替え用のパンツなら・・・」
え(゜○゜)!
もう一度聞きますが なんだって?????
「あのう・・・・パンツならあります」
なんでパンツなんか持ち歩いているんだろう・・・この人・・・・・・?????
普通に演奏の仕事でなぜパンツを履きかえるの・・・?
謎は謎を呼ぶ・・けれど、迷っている時間はもうないから
洗ってあることを確認して
「そのパンツ裂いてよこしなさい!!!」(コントみたいですけど本当です)
おもむろに衣装要れから柄パンを取り出してびりびり裂き始めた相方。
お食事中のかたのためにボカシが入れてあります


そして、こんなこともあろうかと持ち歩いているソーイングセットを使って
見事わたくしが鼻緒を直したのでした。
しかし、何度か外れてきたので、
裏側から何重にも糸を通してグルグル巻きにしたのですが
生地がそれにしたがって厚くなってくるので
針が通りにくくなって
指にぶっすりが2度3度。
血が出たし痛い(>o<")
そして、何とか無事ステージに立てたのでした。
ところで、みなさんも気になっていますよね。。
どうしてパンツを持っていたのか・・・
真相は・・・・・
相方は大変な汗かきなので、仕事の合間や移動の時など
大型銭湯を見つけたら入ることにしてるみたいなんですよ。
大○族の湯とか、ぽかぽ○温泉とか・・・
そのときのために持ち歩いているそうです。
ポルコロッソはキレイ好きって本当なんですね。
*ポルコロッソは紅の豚の「豚」です。