土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ -in the sky-」公式ブック
1,485円
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成瀬がたまらなく可愛いというツイートを見て、気持ちを抑えられずに買ってしまいました
前のブログでも書きましたけど、私はドラマにも俳優にもはまったことがなく、ちょっと初めての感覚です
公式本が発売されるのは知ってたですが、ラストがあれだったので絶対に買うものかと思っていたのに、成瀬が可愛いと聞いて無視出来るわけないでしょう
ものの数日で終わった私の意地です
で、結果からいうと購入して良かったです
役者さんたちの本音(とはいえ、どこまでかは分かりませんが)や、あの展開をどう組み立てていたのか、多少なりとも分かったので、私は大変満足しました
でも、ほんとはね。本心をいえばね。
あとがきや後説を読んで、ようやく納得できるドラマってどうなのって思いはまだあります。
私は芝居を始めたころ、「シナリオはラストから読め」と教わりました。
つまり役作りはお尻から組み立てていくもの。理想をいえばシナリオが出来上がっている状態から始めるべきなんですよね。
しかし、自分が誰を好きになるか分からないまま演じるなんて
てか、監督も結末を知らなかったってえ
マジで言ってるんですか
ドラマの展開を役者さんの気持ちに委ねると決めたのなら、クライマックスも任せて欲しかったなそこだけ制作が入るなんて、そりゃ辻褄合わなくなるよ
ばーちーのインタビューを二回読み直して思ったけど、
成瀬、めちゃくちゃ春田好きやん!
たしかにリアルでは、いつどのタイミングで人を好きになったかわからないこともあります。知らないうちに好きになってたとか。でも、これはリアルじゃなくドラマですよ
恋愛ドラマ界隈の民は何がきっかけで気になりだしたか、いつ好きになったか、めちゃめちゃ大事にしてるんですよ!!
過去、私もめちゃくちゃ叩かれたことがあります
恋愛物で納得しないラストを書くと、ぼろくそに叩かれるんですよ
怖いですよ!
私も正直、読者がめんどくさいと思ったこと何度もあります!
でも、それが恋愛物をやる鉄則なんですよ
絶対的なハッピーエンド。
今や、ラストから読むのは役者だけじゃない。恋愛物大好物の民たちは、どんなラストになるか分かってからでないと本を読んでくれないんですよ
ラストがどうなるのかわかったら面白くなくない??って思うのは私達、作る側だけです
今の世において恋愛物は王道でなければ受け入れて貰えません
それくらい、現代はせつろしい世の中ってことなんですかね。みんな、架空の物語くらい幸せになりたいのです
でも、私も物語にはまってみて皆さんの気持ちが良く分かりました
私はこの「おっさんずラブ」には演劇の面白さを感じるんですよね
今度はぜひ、演劇化して下さい!!