ヤング≒アダルト | 沖田峯子 人生をクリエイトする。

沖田峯子 人生をクリエイトする。

日々思うこと、創作のこと、大好きな映画鑑賞などなど好きなことだけを自由に書き綴っています。

驚いた…まるで私の話みたい。

主人公は独身のアラフォー。
で、さびれたライター。
長く続いていたシリーズも最終回となり、最後の原稿を書いている。

そんなある日、元彼から子供が生まれたお知らせが届く。


それを深読みして、彼はまだ私に気があって、つまらない田舎暮らしに嫌気がさし、私とよりを戻したいから連絡したんだ!!と、思い込む悲しい主人公…。

で、元彼を奪うために田舎へ戻る。



学生時代から、美人でチヤホヤされてきた主人公は、自己チューでタカビーで人の気持ちがわからない。
しかも、ライターという仕事柄、自由や新しい発想を求める性格なため、普通の人とは、話が噛み合わない…。

そんな彼女は、いい年を迎え、虚しさを感じていた。
孤独が身に沁みて、仕事も…身が入らない。


そんな主人公の、心が死んでしまってる感じが、すんごく伝わる映画でした。

なんか、分かるなぁって。
孤独を感じるとき、なんとなく元彼を思い出すことってあるしね。

主人公の勘違いも、かなり痛かったけど、きっとそういう思い込みって、知らず知らずにしてるんだろなって、自分を客観的に観れた映画でした。