ラブリーボーン | 沖田峯子 人生をクリエイトする。

沖田峯子 人生をクリエイトする。

日々思うこと、創作のこと、大好きな映画鑑賞などなど好きなことだけを自由に書き綴っています。

好きな人との初キスに憧れる平凡な14歳の女の子スーザン。その日、好きな人にデートに誘われ、ウキウキと家に帰る途中、隣人のおじさんに声を掛けられる。おじさんの誘いに乗ってしまった主人公は、二度と家に帰ることはなく、別の世界へ行ってしまう。
映像美や主人公の明るさに、思わずウットリしてしまう映画ですが、少女連続殺人の犯人に殺された少女たちが、浄化して天国へ行くという話し(TT)。

少女の家族が、ほんとにいい家族なんだ。
とくにパパが、子供たちを愛してて、一生懸命向き合ってくれていて、だから主人公は純粋ないい子に育ったんだなと真面目に思える。

なのに、魔の手が(TT)。
昔、子供の頃にお母さんに聞いたことがありました。
「早くに死んじゃう子供って、大人になると悪い人になるからなの?」と。
そうじゃないよと怒られましたが、その頃はいい子なのに死んじゃう意味が分からなかったのです。
うちの親は、そういう子供の質問に答えられる親ではなかったので(^^;、疑問を残したまま育ってしまいましたが、大人になって分かったことは、この世は不条理なんだってこと。

この映画のラスト、最後に殺人犯に災いが下ったという感じで終わりますが、それでも納得いかないですよ。
殺された少女たちは、もっと怖い思いして、意味も分からず殺されて行ったんだから。