「歌本」が欲しくて買っていた、昭和の月刊平凡と明星。 | 昭和を話そう、BOSSのブログ。
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70年代や、あの時代のアレコレエッセイ。
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平凡の歌本

まだレンタルCD店も、ましてやインターネットなんてなかった時代。TVで歌っているあの歌手のあの曲は、どんな歌詞なんだろう?? 一緒に歌ってみたい!! そんな素朴な疑問や衝動に答えてくれたのが、写真の「歌本」なのである。正確に言えば、月刊平凡や明星に付いていた「歌詞ガイド本」。これがなければ、アイドルの曲を憶えることも、新曲をいち早く知ることも難しかった。写真は1977年の月刊平凡10月号の歌本なので、その年に大人気だった、清水健太郎が表紙を飾っている。特集が「宇崎竜童ヒット曲」。76年に山口百恵の「横須賀ストーリー」を手がけてから、次々とアイドルにヒット曲を与え、歌謡界のフィクサーとして注目されつつあった頃なのだろう。そう言えば、大ヒットドラマ水曜劇場「ムー」でも、郷ひろみ&樹木希林に「おばけのロック」なる挿入曲を提供し、宇崎竜童の音楽センスが話題を集めたのもこの77年だった。現松ケ根親方(元大関 若島津)と結婚したアイドル高田みづえの「硝子坂」もこの年のヒット曲で、やっぱり作曲は宇崎竜童。たった一冊で、こんなにもたくさんの情報が辿れるなんて、歌本は偉大だ。それは単なる思い出ではなく、昭和という時代を象徴する、ある意味歴史的価値のある本ではないかと、私は思ったりするのだけれど・・・。

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