新春こそ、照れずに歌いたい「いとしのマックス」。 | 宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

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70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
クリエイティブディレクターが語る、「思い出のエッセイ」です。

荒木一郎

2014年がスタートした。平成も、もう26年目。昭和もずいぶん遠くなったものだ・・。今年こそは愛に満ちた1年でありますようにと、願をかけていると、こんな曲を思い出した。写真のレコジャケは1967年にヒットした荒木一郎の「いとしのマックス」である。荒木一郎と言えば、「空に星があるように」という名曲が有名だけれど、私は子供の頃に聴いたこの「いとしのマックス」が忘れられない。もしかすると、人を愛するという意味を初めてこの曲で、いやこの歌詞で憶えたのかもしれない。♪ Hey,Hey,マックス、Won't you be my love そして 君と踊ろう♪ 決してハンサムとは言えないが細身のルックスとブッキラボーな歌い方。それはキザを絵に描いたような曲だったのに、どこか心の奥の方に「愛」のイメージとして残っていった。愛は言葉にしなければ意味がない。ただし、愛は少しブッキラボーな方が伝わりやすい。そんな教えを、なぜか「いとしのマックス」で学んでしまったようだ。1991年に舘ひろしがカバーしたけれど、私にはやはり荒木一郎の歌い方の方がしっくり馴染んでいた。2014年は愛にあふれた年であれ。ブッキラボーに願いつつ、今年も昭和の魅力を伝えていく所存なのである。

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