30世紀は、いつもボクたちの未来だった。 | 宮脇 流の「昭和を話そう」 ( BOSSのブログ)

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70年代や、あの時代に輝いていたアレやコレや。
クリエイティブディレクターが語る、「思い出のエッセイ」です。

$BOSSのブログ-スーパージェッター

今回は、「未来から来た少年」だ。確か1965年、エイトマンの後番組としてTVでスタートしたから、提供も同じく丸美屋の「のりたま」だった。「スーパージェッター」と言えば、一時的に敵をしびれさせる「パラライザー銃」、30秒間時間を止める「タイムストッパー」、そして表情豊かな「流星号」・・・。エイトマンに負けず空想的で、女性にも人気があって、なかなかに本気だった。こちらも脚本にはSF作家が参加している。筒井康隆、半村良、眉村卓という錚々たる顔ぶれだけど、もちろんそんなことをボクたちは理解してTVを観ていたワケじゃない。ただ、スーパージェッターの名台詞「流星号応答せよ!」が言いたくて、主題歌を声高らかに歌っていたのだ。そう言えば、70年代の半ば頃にNHKで「少年ドラマシリーズ」というのがあって、眉村卓原作の作品をよく観たが、あれはスーパージェッターが下図だったのではないだろうか? と、ふと思う。どちらにしても、未来は少年の希望だった。そんな時代だった。

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